虫が苦手でなければ。
★★★☆☆
設定は現代、主人公は組織を抜けた忍者。3人で逃げているが、追っ手につかまりみだらなお仕置きを受けてしまうお話。
それぞれにウィークポイントがあり、その設定を利用した3者3様な責めはなかなか読みごたえがありました。責めが人外な感じなので、主人公たちがそのおぞましさを嫌がっている様が素敵です。
中心となっている子の責めに主につかわれるのが虫なので(追っ手となったライバルの女の子が虫使い)、虫嫌いな人は鳥肌立つかも。軟体動物はよくありがちですけど、蜂や蝶に体を蹂躙されるあたり、発想がすごいです。描写もわかりやすいです。
エンディングがなんとなくあいまいな感じが否めませんが、ハッピーorバッドどちらにも想像がつくようにしているのかな、と。