インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

決定版 ショパンの生涯

価格: ¥3,675
カテゴリ: 単行本
ブランド: 音楽之友社
Amazon.co.jpで確認
ショパンとは何者か ★★★☆☆
モーツアルトやベートーベンに比べるとなじみがない大物クラシック作家、ショパン。当然彼に関する書籍も少ないのです。読み物としては、あまり面白くはありませんでしたが、ショパンについての数少ない情報源としてはおすすめします。ちなみにショパンは女性に人気が高いそうです。
ショパンはかわいそうな人だったんだ。 ★★★★★
幻想即興曲が19歳の時の出会い。ラジオから流れてくる曲に感動したのを覚えている。それから31年が経ち、今50歳でピアノを習い始めた。きっかけは「戦場のピアニスト」。バックで流れているショパンのピアノ曲。これ弾きたいと無謀にも思う。そして練習しながら、ショパンについてもっと知りたいと思い、この本を購入する。読みながら、今まで持っていた数々の疑問点が少しずつ、解けてきた。彼の作品を鑑賞したり、演奏するときに非常に役に立っている。しばしショパンの世界に浸りたい人にお勧めです。
一次資料に準拠した貴重な伝記 ★★★★★
「信頼ある伝記」と書いたが、私はショパン研究家でもないし、ポーランド語はおろか、外国語はまったくわからない。作品の成立過程を知るべく、ショパンの伝記を探していたらこの書に出会った。
「訳者あとがき」にも記載があるが、ショパンに関する一次資料は乏しく、残された資料は書簡や当時の新聞批評くらいしか無いそうである。なるほど、日記や文芸評論を残す芸術家ならば(シューマン、ワーグナーなど)、楽譜や書簡以外の資料からその時代と本人の感情の動きを推察することができようが、ショパンの場合、資料は書簡くらいしか無いそうで、それも現代のポーランド人が読んでも難解な内容だそうである。そしてショパン研究も目下進行中らしい。
本書はそうした研究の中、一次資料を頼りにショパンの人生を追っている。ショパンが家族や友人宛に送る手紙の内容は切実である。一方、この著者はショパンの書簡のみならず、関係者の文献を掲載することも忘れてはいない(研究としては当然の視座ではあるが)。伝記を綴る者はいささか個人的な思い入れを文章に反映してしまうケースが散見されるが、本書では邪推を排し、作曲家の実像に迫ろうとしている。この点は非常に好感が持てる。
あいにく書籍としての面白さはあまり感じなかったが、そもそも虚飾のない伝記とはそういうものであろう。真摯な書である。訳者も本書が「教科書的」であることを認めている。また、研究書としては今一歩踏み込みが足りないため、専門書としてではなく一般的に読みやすく書かれてある。しかし、作品を理解する上で必要な、作曲家を取り巻く時代や文化を知ることができる。特にワルシャワ蜂起とその頓挫がどれだけ当時のポーランドやショパンに影響を与えたかは、ポーランド人による研究家にしか語ることができないかもしれない。

本書は、一次資料に根ざした研究書の翻訳本として、重要な書と思われる。

ピアノに呟く ★★★★★
ここには、ショパンの作曲した各曲の背景だけではなく、
ショパンのピアノへ注ぐ精神、音楽に対する概念が読み取れる。
音楽とは、言葉や芸術とは全く別の領域を持つ。
その微妙な変化を、ショパンの胸を掻き乱す感情をピアノでは
表現できた。
消えることのなかった孤独感に苦しみ、無力感や放心状態に

襲われるが、自分の気持ちをなかなか他人にぶつけることの
出来なかったショパンは、その想いをピアノに呟いた。

参考になりました ★★★★★
ショパンの生涯や作品についてまとめ書かれた本を探していました。
本書にはワルシャワ時代の生涯についてもかなり詳しく書かれており、
大変興味深く読み通すことが出来ました。