ジミー・ヘンドリクスはロックの神様か?
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ジミー・ヘンドリックスのことを知らない音楽好きはいないでしょう。昔ステージでギターに火をつけた危ない人というぐらいしか知らない人を含めて。
なんだか危ないけど、偉い昔の人みたいな扱いで、知っているようで、実は知らないという意味では、キリスト(神様)みたいなものかもしれません。
みんなアルバムあるのは知ってるし、曲も知ってるけど、ちゃんと最初から最後までちゃんと聴いたことはないというのは、ちゃんと読んだ人はほとんどいないと言われる、世界のベストセラー、バイブル(聖書)みたいなものかもしれません。
'Paurple Haze'のイントロを始め、フレーズの一部ぐらいは誰もが、どこかで聴いた、というよりも耳にしたことがあると思います。コマーシャルのジングルや映画の中で何気によく使われています。バイブル(聖書)もホテルのサイドテーブルに置かれていたりして何気に目にします。また、未だにフレーズが何気に引用されているのもバイブル(聖書)と同じですね。
そういう意味では、やはり、ジミー・ヘンドリックスは神様で、その作品はバイブルなのかもしれません。
伝説もキリストみたいに語り継がれています。
その似姿はロックのアイコンとして、フレーズはサウンド・アイコンとして永遠に残るでしょう。
P.S.神がかり的なインプロビゼーションとそのサウンドはロックばかりではなく、マイルス・デイビス等のジャズ・ミュージシャンにも多大の影響を与えています。