かわいいです(^^)
★★★★★
表紙とタイトルを見てわかるように、極道の話です。
極道=痛い系かなと思いがちですが全然そんな事ありません(^^)
絵と内容がピッタリ!シリアスというよりも、コメディ寄りなストーリーです。
内容は・・・
「てめえは家に来てもらう、俺の嫁としてな」
高校生の鈴本尚弥は、由緒正しい極道の御曹司。
でも、運営難の鈴本組には逮捕された組長の保釈金が払えない…!
突如、保釈金の肩代わりを申し出たお隣のライバル極道・渡瀬伊織に攫われた尚弥。
いやいやながらも鈴本組存続をかけて、伊織の豪邸で花嫁修業をすることに!
寝食のお世話や、いってらっしゃいのキスに挑戦しても、ドキドキして失敗ばかり。
なのに、夜のお勤めで身体だけ淫らになっちゃって…?
ラブで純真極妻修行!!
バーバラ先生の書く小説は攻が受に道具とかを使うものが多く、私はこの先生の本を避けていた所があったのですが、この本は初ヒットです!
道具は出てくるのですが、攻めが受けに使うのではなく別の奴が受けに無理やり使うといった感じです。
この作品はすごく好きです(^^)
攻めが受けをとても溺愛していて、ほほえましいです☆
激甘の新婚生活を垣間見れます。
初めての料理、初めての洗濯、初めてのキス、初めてのH・・・。
初めてづくしで楽しい内容です♪
攻めはかなり大人な人というか(受けを溺愛しているので)、初めての洗濯で高いスーツをピンクに染めてしまっても、
「・・・・隠してたわけじゃないよ。」
と受けが凹んでいると、
「わかってる。」「おいおい覚えていけばいいさ。」
と寛大な心で許してくれちゃうし、
包帯を受けが不器用に巻いたものも、
「せっかくおまえがやってくれたんだから」とそのまま受け止めてくれる許容の広さ!
でも、初Hは初夜じゃなくてその前にちょっとした事件があって、若干無理やり(愛はあるけど)やってしまうのですが(^^;)
とにかく全体的に攻めが受けを愛しているのが伝わってくるのですごくイイです☆
受けはおバカでちょっとまぬけな感じだけど、やんちゃな感じで飽きないです。
最後は夫婦の盃と初夜で締めくくられますが、初夜なのにHに慣れてる感じがイマイチかな(^^;)
いや、イマイチではないんだけどHは2回目で慣れていませんっていう方が初ういしくて良かったかなと・・。
シリアス、痛い系よりもハッピーな話が好き!という人には是非お勧めです♪(^^)