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マーズ (1) (秋田文庫)
価格: ¥660
カテゴリ:
文庫
ブランド:
秋田書店
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横山ロボット漫画の傑作
★★★★★
横山光輝らしく「起承転結」の構成がしっかりしており、中編として長くもなく短くもなくまとまっていて読み応えがあります。
どこかのアフォーが核心をネタばれしていますが、不必要にググらずに読んでほしい作品です。
私のお気に入りポイントは、実はストーリーより横山先生の描くロボットの独特なデザイン。最近はゴチャゴチャしたものが流行りのようですが、まるでザクのようにシンプルなのにいい味を出してます(そのうち何体かはOVAジャイアントロボにカメオ出演?しています)。
ちなみに、敵ロボット群「六神体」はコンセプト的に「エヴァ」の使徒に影響を与えているように思えます。庵野さんも本作に夢中になったファンの一人かな(笑)
ガイアー!!!!
★★★★★
僕と同世代の男の子、そして女の子に絶大な支持を受けたアニメ、
「六神合体ゴッドマーズ」。僕はアホなガキだったので、
ドラマ部分は退屈でボーッと観ていて、ロボットが出てくると
脳が目覚めてワーワー騒いで観たものです。
またドラマになるとボーッ。合体するとワーッ。
僕にとって「ゴッドマーズ」は「ボー」と「ワー」のアニメでした。
その原作が、この「マーズ」です。シンプルなタイトルです。
「六神合体 ゴッド」とタイトルをつけ足したくなる気持ちがよく分かりますね。
そして、内容が、マンガとアニメでは全然違います。
見分け方があるので覚えておいてください。
■六神が仲間なのが「ゴッドマーズ」。
■六神が襲ってくるのが「マーズ」。
次に襲ってくる神体はどんなデザインなのか。それがワクワク心を
常に揺さぶり続けます。そして、横山先生のデザインが素晴らしすぎます。
プリプリしていて、かわいくて、強そうで、シンプルで、美しいのです。 そして、その神体達が、実に淡々と事務作業のように壊されていきます。
「三国志」でも、関羽が死のうが劉備が死のうが盛り上げない、しかし
面白い、という抜群の腕をお持ちの横山先生です。
「次はどうなるの」の期待は、持続し続けます。
少年漫画はこうあるべき、という教科書のような傑作です。
「ゴッドマーズ」の後、「マーズ」が原作に忠実にアニメ化されたそうですが、
友人に訊いたところ、「あまり忠実ではなかった」そうで、
私はまだ観ていません。
掟破りのラストはすごいが、表現の古めかしさが目立つ
★★★☆☆
「主人公は最後まで人類の味方として戦わねばならない」というお決まりのパターンを見事に破った作品だ。悪の組織を裏切り、人類から迫害され、戦う意味を見失い、それでも最後まで戦ったヒーローは多いが、意図的に人類を滅ぼしてしまった主人公は他にないだろう。
表現は古めかしい。現代の漫画ファンは、その絵柄の野暮ったさで、読まずに拒絶してしまうのではないか。誰か、最新の漫画技術でリメイクしてもらえないだろうか。浦沢直樹が手塚作品のリメイクをしているように。
衝撃の内容
★★★★★
最後まで休まず一気に読んだほうがいい
もっと人気があってもいいと思う名作
★★★★★
ストーリーの冒頭はどこか同じ横山氏の「バビル2世」に通じるものがある。
でも、ストーリー展開の緊迫感は違う。個人的には「バビル2世」はどこと
なく「無理やり続けた」感があるのだが、本作品は終局に向けて一直線に突
き進んでいく。その展開は潔いほどだ。
60年代から70年代にかけてのマンガはメッセージ性が強いものが多い。本作
のメッセージは、その終焉の衝撃もあり、強烈なものだ。
是非、その終焉を読んで確かめてほしい。
潜水的書店。
★★★★★
横山作品1、2位を争う美人さん、マーズです(何の紹介だ)マーズがガイアーを呼ぶとき大変なことが…ラストシーンは正に衝撃でした。
EMHの本屋
★★★★☆
六神合体ゴッドマーズというアニメの原作となった漫画です。出てくるロボット達のデザインが秀逸です。古い作品ですが、古さを感じさせずに引き込ませてくれます。