この本は、「オナニーに少し興味あるけど恥ずかしくて友達には聞けな
いっ！」、そんな乙女のための、「はじめてのオナニー入門」だ。

内容は「基本的知識」にはじまりフィンガーテクニック、小道具の使い方
をレクチャーする前半から、後半では自宅や学校、オフィスに屋外などの
場所編、大人のおもちゃにマニアックなテレフォンセックスやこんなの本
当にするんかいというアブノーマルなものまで、網羅的に解説している。

だが、正直どうもこれが「女の読み物」なのかは疑わしい。それは書かれ
てある内容が間違っているからではない（それは男の僕には確かめようが
ない）。冒頭に示したとおり、この本が読者対象として装丁するのはおそら
く「オナニーに少し興味あるけど恥ずかしくて友達には聞けないっ！」という
華やぐ乙女たちなのだが、タイトルや装丁、そして図解したイラストなどにお
いて、そんな乙女の恥ずかしさを解きほぐせるような繊細さを有していない。
はっきりいって「下品」なのだ。そもそもこんなのタイトルと装丁で「恥ずかし
い」といっている乙女がレジに出せるわけない。

いやもちろん、下ネタはもともと下品なものだけれど、世の中には「男の喜ぶ
下ネタ」と、「女の喜ぶ下ネタ」がある。この本の作りははっきり言って「男の
喜ぶ下ネタ」だ。それとはまた別に、日本の女性誌文化などがこれまで作っ
てきた「女の喜ぶ下ネタ」があるのだ。

だからこの本は、「「オナニーに少し興味あるけど恥ずかしくて友達には聞け
ないっ！という華やぐ乙女」がこれ見てオナニーに耽っていると想像しながら
男がオナるための本」といえる、ややこしいけれど。ここらへん、女の子には
（おそらく永遠に）わからないだろうが、男の中には女の子が手淫していると
いうことそのもので「ヌケる」という強者もいるのだ。

というわけで、「女のオナニー」だけでなく、「男のオナニー」についてもわかる
という、一挙両得な本なのであった。

かなり主観的に書かれていると思います。　内容は薄っぺらく、こんなものを参考に女性が励むとは思えませんね。　パラパラってめくっただけで読む価値なしでした。

本当に、女性に失礼・・・女性向けと書いてあるけど本当わ男性が読む本だなーと思いました、女性が読だら、一部の女性にうける、内容だと思うけど、私わ、駄目だな!

　私も、素朴に、女性としてオナニーの知識が欲しくて購入しました。
皆さんの評価は結構いいようなんですが、私はあまり好きではありません。

　理由は、まず、表紙ではなく挿絵がかわいくないどころか気持ちが悪く、下手な男性が読むようなエロ雑誌で描いている漫画家さんが描いたようなもので、とても不愉快です。

　純粋にオナニーのテクニックを知りたいと思ったのに、あのイラストを見て、オナニーって「フケツ」「イヤラシイ」と感じてしまったのは私だけではないと思います。

　テクニックとしては、初心者クラスから、上級者、マニアック指向者向け等、いろいろ載ってはいたので、テクニックの知識を得たいと思われておられる方にはよいかもしれません。

　ただ、くどいようですが、挿絵があまりにも「不愉快」なので、この本に記載されているすべてに対して、信用がおけなくなりました。

　なんか、「女性向けオナニー本」と書いてあるのですが、本当の読者対象は「女のエロに興味がある男性」ではなかろうか、と勘ぐってしまいました。

　私は、嫌いです。

これ無茶苦茶おもしろかった。
書いてあることをどれだけの人がやっているかは？だけど。
常々、周囲の女友達がエロに対して（特にオナニーに対して）すごく不快感を持っていることに不快感を持ってた。
絶対コイツら嘘つきの見栄っ張りって。
別にカミングアウトする必要はないけど、あの親の仇みたいな抵抗感って、なんか返って変質的。
だから、こういうのあっていいよねって言うか、読んでて解放感をもらった。
参考になる部分もあったし、ならなかった部分もあったけど、いいんじゃない？