インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ライオン

価格: ¥2,520
カテゴリ: CD
ブランド: V2レコーズジャパン/コロムビアミュージックエンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
カラス達に求めるのは、そこじゃないんだよなぁ・・・ ★★★★☆
 J・ペイジとの“ZEPカバーツアー”を経ての6作目。ペイ爺の影響か、全体的に硬質でヘヴィなギターリフが中心で、そこにインダストリアル系の音づくりが絡むような、ちょっとらしくない作品だね。

 南部特有の、えもいわれぬ濃密なグルーブと、軽くスゥイングするような、ロールする疾走感とを期待して彼らに接している身からすると、「そこじゃないんだよなぁ〜」という感がどうにも否めない。いや、どこかの新人バンドだと思って聞けば、とても格好いいアルバムだよ。けどねぇ、いつまでも懐古趣味に浸っているファンなんて、アーティストからすればウンザリかもしれないけどさ、求めているのは「進化」や「深化」であって、「変化」ではないんだよね。

 (8)(13)なんていう、らしい曲もあるんだけど、D・ウォズとバンドの相性や、A・フリードのギターも、今ひとつって感じだね。なんか、皆して、背伸びしている感じで、とにかく硬いんだよね。
マニアです ★★★★★
キャッチーな曲はありませんがそれでもこの内容は評価できると思います。こういう作品がチャートインしてしかもツアーも好調というとなんだかアメリカの良心がまだロックのほうにもあったのかと、ファンはそういう心境じゃないでしょうか。彼らの作品にはその時々の彼らのマイブームが反映されていると思いますが、特にクリスが非常に器用に興味の対象に声や雰囲気を持っていくんですね。彼ならロッドにもプラントにもなれる、そういう一種コンセプチュアルなものをずっと彼らには感じてきました。さて本作ですが、ロックがまだ未開発で他のジャンルや媒体をどんどん吸収していた頃、ロックの黄金時代をさらにマニアックに検索して掴んだような音の塊でせまってきます。サイケともZEPとも言いがたいですが、究極の横ノリ。このフィーリングが好きか嫌いかで評価も別れるでしょう。あえて当人たちはそこに挑戦したと思いたいですね。新作が出た今、この作品の意味もまた振り返られてもよいでしょう。彼らのマニアぶりに感心した一枚。新作から彼らに触れた人にもこれは推薦しときます。
なにさ、これ?このボケ! ★☆☆☆☆
 これは酷い。前作「By Your Side」は傑作だと思っていた。ジミーペイジとのライブも楽しかった。都合で今まで本作を買えずにいたので、今回とても楽しみにして購入した。なのに、なんですか?これは!気でも狂ったのかね?1曲目で具合が悪くなった。まったくもって不似合い、不釣合いな音を出してガナッてるだけじゃん。ふざけんなっちゅうの!少し金入ったからって、兄弟の仲が悪くなったからといって、今までFanだった多くのリスナーを馬鹿にしたような作品を作ってはいけません。これはFanへの冒涜だ!。同時に06年発売された二枚組みライブを買ってしまったが、怖くて聴けないよ。仕方ないから聴くけどさ。私の長いレビュー人生で初の星1個・・・いやゼロでも構わん。
なんじゃこりゃ ★★☆☆☆
プロデューサーが悪いのか、バンド自体が駄目なのか・・・。悲しくなるほど薄っぺらい、つまらないロック。3作目までの方が、もう少しロックしてた。こんなロックを絶賛する一部のアメリカの雑誌なんか見てると「耳の聞こえなくなった」アメリカのリスナーという言葉は、いよいよホンマヤナ~と思わせてくれる。”少なくともBlack Crowsとこのプロデューサが組んだ作品は二度と買わねぇ!”と固く誓ってしまいましたが、今後、それを後悔させてくれるような本物ロックを期待します。
Black Crowesのある意味完成形 ★★★★★
 なのでこの作品のツアー後、活動休止してしまったのでしょう。

 ジミー・ペイジとZepツアーをやった良い影響がギターに現れていると思います。これまでのBlack Crowesの良さとZepのダイナミクスの融合というか。バッキングというより主張の強いリフが増え、曲が印象的に。また、クリスのシャウトはさらにパワフルになりつつもサビを中心によいメロディも満載。キャッチーさとヘヴィさ、マニアックさとストレートさが混在している素晴らしい作品だと思います。

 1st、2nd以降、日本での受けがどんどんイマイチになっていきましたが、僕はこの作品がピークだと思っています。ラッキーなことにリリース前にアメリカでライヴを見る機会があり、そのときにこのアルバムからの曲をほとんど聴いた上でアルバムを聴けたことが印象アップにつながっているのかもしれませんが・・・。

 力強く始まる(1)、ピックアップセレクターを利用して不思議なフレーズで曲を構築する(2)、サビで思わずノセられてしまう(3)、これぞクリスの人生そのものと思えるタイトルのベストトラック(8)、しんみり聞かせる(9)、ヘヴィに迫る(10)(11)、感動的な(13)とリッチのギター、スティーヴのドラムと過去最高の出来だと思います。これでリードギターがマーク・フォードだとホントに完璧なんですけどね。オードリー・フリードも悪くないですがソロがタメやメリハリ無くなんとなく流れていってしまうのが残念。

 名作2nd「Southern harmony~」のNo speak no slaveやMy morning songあたりのドロドロ感にゾクゾクきちゃうタイプの人は絶対チェック!