コミック版に限る!限りある命の尊さが分かる! (ただし14巻まで)
★★★★★
これは私が小学校に入ったか入らないかといった時期に読んだものである。子供ながらにワクワクして観ていたものだ。テレビが先か漫画が先かはよく覚えていないが、とにかく面白かった。そのシリーズは漫画・テレビ・映画と有るが、やはり漫画の出来が一番良いと思う。特に初めから機械化母星を破壊するまでのストーリーが最も良い。テレビもナカナカ音楽も良いので、捨てがたいのだが、どちらかと言うとこの漫画のほうがクオリティは高いと見た。より「999らしい」のである。また、テレビのほうはよく「受け狙い」でもともとの話とはちょっと違う形になるケースがあるから、やはりこれは漫画を読んだほうが良いと思う。
999は「地球には機械化人間と生身の人間とがいて、生身の人間はまるで動物のような扱いを受けている・・・」という話。これは凄いです。当時にあって衝撃的内容・・・しかし実は戦前・戦後の世界はこれと同じような世界だったわけで(人種差別)、その意味でこれは史実に基づいた、「現実の世界」をベースにしてあるのである。
不朽の名作!限りある命の尊さが分かる! (ただし14巻まで)
★★★★★
これは私が小学校に入ったか入らないかといった時期に読んだものである。子供ながらにワクワクして観ていたものだ。テレビが先か漫画が先かはよく覚えていないが、とにかく面白かった。そのシリーズは漫画・テレビ・映画と有るが、やはり漫画の出来が一番良いと思う。特に初めから機械化母星を破壊するまでのストーリーが最も良い。テレビもナカナカ音楽も良いので、捨てがたいのだが、どちらかと言うとこの漫画のほうがクオリティは高いと見た。より「999らしい」のである。また、テレビのほうはよく「受け狙い」でもともとの話とはちょっと違う形になるケースがあるから、やはりこれは漫画を読んだほうが良いと思う。
999は「地球には機械化人間と生身の人間とがいて、生身の人間はまるで動物のような扱いを受けている・・・」という話。これは凄いです。当時にあって衝撃的内容・・・しかし実は戦前・戦後の世界はこれと同じような世界だったわけで(人種差別)、その意味でこれは史実に基づいた、「現実の世界」をベースにしてあるのである。
アルテミスを抜きにして・・・
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第2話に収録されている「透明海のアルテミス」。999が好きな人なら誰もがすぐに思い出せる名作です。自分の意思で体を動かすことが出来なくて、運命のままに宇宙を漂う生命体である(お母さん)。そんな(お母さん)が999の軌道上にきてしまったことから話が始まります。母親を助けたい子供たち。懸命に子供を守ろうとする母親。命懸けで母親のもとに帰って命途絶えてしまったアルテミス。そんな少女の人生に心から涙を流し、わが身をかえりみず(お母さん)を守ろうとする鉄郎。・・・いまの時代に訴えかけてくるものがあると思うのは自分だけでしょうか。