いろいろな法則が載っていますが、私は「親しみやすさの法則」の「ありのままの姿を見せている」が、一番惹かれました。ウソがない、自分でないだれかを装うことなど決してない、自分が意図したことを話し、話していることを意図している、そういう人がすばらしい、と思いました。

書店で見かけて買ってみた。
著者は、以前斉藤孝訳で出ていた本がベストセラーとなった
アメリカ随一のメンター。
専門はリーダーシップとのことだが、この本はよりよい人間関係
を構築するにはどうすればよいかを述べている。

題名は「成功を勝ち取る」とかよくありがちだが、中身は
よい人間関係とはなにかにはじまり、どうすれば良質の関係を
結べるかを、丁寧に解説しており、非常に説得力がある。
社会に出ると人間関係とかつきあいで悩むことが多いが、本書は
特効薬とはいわないまでも、すぐれたヒントを与えてくれるだろう。