国内メジャー団体のプロレスラー、格闘家が実名で登場し、現実では不可能なドリームマッチが楽しめる3Dプロレスリングゲーム「キング・オブ・コロシアム」に第2弾が登場した。本タイトルには、プロレスリング・ノア、ZERO ONEの所属選手をはじめ、小川直也、藤田和之、ノゲイラ、スペーヒーなど実名選手57名、オリジナル選手をあわせると約150名の選手を収録。さきに発売された『キング・オブ・コロシアム（赤） ~新日×全日×パンクラスディスク~』と組み合わせれば、登場選手400名、技数2300種という圧倒的なボリュームだ。

   「ファイヤープロレスリング」シリーズ、『全日本プロレス 王者の魂』を手がけた開発チームが製作。『王者の魂』で好評だった「クラッチシステム」に新クラッチを追加したほか、タックルから寝技の攻防に新システムを採用し、プロレスと総合格闘技の見事なまでの融合を果たしている。また「ファイヤープロレスリング」の「レスラーエディット」機能も継承され、入場コスチュームからボディパーツにいたるまで細部にこだわったオリジナル選手を作成できるのがうれしい。

   本作に『キング・オブ・コロシアム（赤）』を読み込ませれば、新日本プロレス、全日本プロレスのほか、総合格闘技系団体のパンクラス、U-FILE CAMPの実名選手との対戦が可能。全日の武藤敬司とノアの三沢光晴の試合を、ジャイアント馬場が解説…というファン感涙のカードも実現する。プロレスファンならぜひおさえておきたい1本である。（福島ヒデユキ）