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図説 写真小史 (ちくま学芸文庫)

価格: ¥1,050
カテゴリ: 文庫
ブランド: 筑摩書房
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写真を論じていて ★★★★★
写真のもたらす結果としての価値に論及し、肝心なことを説明するためにロシアの映画を参照したことから、いつしか映像全般の保持する可能性を定義することに走っています。

ロシアの映像。

「ロシア映画の最良の作品が教えてくれたように、生活環境や風景にしても、それらが真の姿を明らかにするのは、写真家がそうした対象を、それらの顔貌に現れている名づけようのない現象において把握することを心得ている場合だけである。」

ロシア映画の監督。

「その監督たちの偉大な業績は、写真が魅惑と暗示ではなく実験と教示を目指している国でのみ可能であった、と言っても過言ではない。」
アウグスト・ザンダー ★★★★☆
ベンヤミンは、よくわからない思想家だ。ナチスに追い詰められた、その悲劇的な生涯、フランクフルト学派との関係性などなど。また「歴史の天使」も凄く詩的で、何かを喚起させるけれども、それが何なのか。どこか「文学」ぽくて、私見では、これは警戒すべきものだという気もしないではない。

ところが、『パサージュ論』同様、本書も愉しい。
何よりもアウグスト・ザンダーの写真の素晴らしさ!! ザンダーの人物写真にはアウラを感じさせる!
写真小史と人生小史 ★★★★☆
「アウラ」という美しい現象が写真のなかでいきいきと撮し出される姿を丁寧に追った写真の原史.

写真の黎明期、シャッターの瞬間に向かって生きたモデルたちを、もはや私たちは撮し出すことができないのでしょうか.当時の写真家たちの証言や作品そのものを交えながら、もう一度、撮すことと撮されることを振り返ってみると同時に、私たちの幼年時代を振り返ってみてはいかがでしょうか.