図解が多く、とても読みやすい
★★★★★
いじめ問題に直面している人や、思春期の子供がいる親にはもちろん、
そうでない人にも役立つ本です。
現代の子どもたちの実態に即して、いじめのメカニズムが
とてもわかりやすく書かれています。
いじめを受けた子供にとって一生の傷となる一方で、
いじめた子供はいじめたことを忘れて成長していくこと、
身近な人にこそ、いじめられていることを隠す心理など、
いじめ問題の深刻さを感じます。
「いじめる心」は、だれにもあると思うのですが、
それをコントロールできずに、
自分自身や他人をいじめてしまう人もいます。
そんな人にも解決の糸口が見つかる本ではないかと思うのです。