愚かでした。
★★★★★
私は今間違って買ってしまったこのCDをマランツCD80で聴いています。私は愚かでした。もう少しで返品する所でした。素晴らしい録音に脱帽です。このCDはフィリップスという事ですがマランツCD80のスイングアームもフィリップス製で運命の出会いなのでしょうか。エバンスのピアノはもとよりイスラエルのベースが前に出て来ます。
舐めていました。知らない歌手だという理由で。
一度聴いてみて下さい。目から鱗物の名盤です。
ちなみに初レビューです。
歌伴のEvansもいかす MonicaのDebby
★★★★★
しっとり濡れたMonicaの歌声、愛くるしいです。
スウェーデンの母国語で歌われる曲がまた色っぽくて
、神秘的で良いですね。草むらの名もない花のざわめきの
様な、ぞくぞくするエロティシズム。ナチュラルなMonica
の素直な感性が、気持ちを開かせます。
スウェーデン民謡はJazzに合いますね。美しく儚く、哀愁に
満ちて。Evans Trioの伴奏も温かく美しくリリカルで素敵です。
IsraelもBunkerも良い仕事をしましたね。この二人だからこの
企画を引き受けたのかもしれませんね。
小粋で温かいSecond Trioにぴったりのいかした仕事です。
ボーナストラックの、サンタが街にやってくる、を歌う
Evansが可愛い。
古き良き時代!
★★★★★
エヴァンス氏とモニカ嬢の競演動画(モノクロ)を見ましたが、モニカさんはご機嫌で喫っていたタバコをもみ消して、メロディーを想いだすように歌っていました。ジャケットの清楚なイメージではありませんでしたが雰囲気が良かったです。母国語で歌ってもJAAZを感じさせるところが名盤たる所以ですね。
アンニュイとリリシズム
★★★★★
エヴァンスといえばトリオ。でもボーカルが入ったピアノトリオでとても寛いだ演奏が聞けます。ボーカルのアンニュイとエヴァンスのリリシズム。甘過ぎずクール過ぎず。
スウェーデンの歌姫
★★★★☆
さすがビル・エヴァンス・トリオ、伴奏は言うことないですね。まあ、彼らにしたら平均的なのかもしれませんが。モニカ・ゼタールンドのボーカルも澄んでいて美しいと思います。ジャズボーカルは普通英語なので、スウェーデン語というのも新鮮ですね。選曲もスウェーデンの民謡など、個性があって良いと思います。
ただ彼女のボーカルは、音域が特に広いわけでもないし、あまり印象には残りにくいでしょうか。これがビル・エヴァンスの伴奏でなかったら、ここまで聴き継がれることはなかったかも知れません。彼女は特にサラ・ヴォーンが好きと言うだけあって、時々若い頃のサラのような歌いまわしも耳にすることができます。
彼女は2005年に自宅アパートの火災で亡くなったようですね。残念です。