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よしざわ先生の「なぜ?」に答える数の本 (1) 誕生日当てクイズっておもしろい―数と計算のしくみ

価格: ¥1,523
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本評論社
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算数と数学の大切なこと ★★★★☆
計算規則や矛盾など算数と数学の大切なことを、イラストと日常の題材をつかってたくさん楽しく書いてあることがわかります。しかし、その部分の大人向けの背景の説明がないのが残念でした。
科学的児童書 ★★★★★
著者を知ったのは台湾を旅行しているとき著者の怪獣数学物語の中国語版が売れているときでした。その本は韓国版でも売れているみたいでも日本の書店にはないし、話題にもならなかったのでしょう。英国の書店では[How It Works]という児童書シリーズの中にある「計算機と情報伝達」「環境問題」などの日本では大人のフロアーにあるような本を子供向けにして沢山売っています。伝えたいことは日本の書店には科学的児童書フロアーがないことです。レビューの本は4巻シリーズの最初で、アナログとデジタルの違いや背理法の基礎の矛盾を小学生高学年から楽しく理解するように書かれている科学的児童書としての良書です。最後の4巻は図形編と予告してあり、それまで読めば(眺めれば?)かなりの数学的センスが身につくのでしょう。しかし著者、イラストレーター、編集者の皆様には残酷な言い方で申し訳ありませんが、ネット書店は多少別としても日本の書店では売れる本ではありません。科学的児童書フロアーがないからです。アマゾンさんにお願いしたいことは英国の科学的児童書を日本の国民に知らせて売ってください。(できれば訳して。)それで日本の書店にも科学的児童書フロアーができるでしょう。レビューの本が話題本になるとすればそれからかしら?5年か10年後かな?ところで本書のカラーイラストは細かい所までとっても丁寧に書いてあって立派ですよ。
心の算数 ★★★★★
心が癒される算数の絵本でした。笑える恐竜の漫画がとっても素敵でしたが、丁寧な説明文の書き方は大人も学習したい本でしょう。戦いをあおる殺伐としている世の中にあって優しさを出している本が増えることを望みます。
実践者 ★★★★★
秋に行われた大きな教員研修会の講演で著者は別の著書「数学的思考法」を参照しながら次のことを熱く親しみをもって語られていました。そのとき本書の出版予告をされていましたが。阿弥陀くじを子供たちに教えるには3本以上の縦の線がないと理解できないように、3桁同士の掛け算を小学生は練習しなくてはならない。中学生が数学で躓くことに文字式計算と方程式の混乱があり、その本質は”すべて”と”ある”の用法である。大学生の数学の躓きの原因もそれが大きい。文科省企画の小学生を対象とした特別授業を著者自ら実践して、子供たちから受けたのはじゃんけんのデータからの話や誕生日当てクイズなどである。組み合わせの記号を使ったやり方優先の計算をすぐに習うより樹形図を使って数える学習が子供たちには大切。その考えがそのまま子供たちにも理解できるようになった絵本がこの第1巻なのでしょう。表紙と最後のページを見てもイラストレーターを高く評価して、一緒に対等に作製したことを前面に出していることが著者らしく、ほのぼのしたカラーのイラストと文がマッチしている点が一番の注目点です。子供のころから先々のことを考えた本書シリーズに触れることは意義があると思います。振り仮名つきの文をイラストで補ったとしても算数を得意としない小学5年生にはやや難しい部分もあり、親あるいは祖父や祖母と子が一緒に読むのがベストでしょう。