キャッチコピーからロングコピーまで
★★★★☆
たまたま書店で発見。前作「売る」コピー39の型に対する信用と、
“はじめに”を数行読み、そこで良さを感じて、即レジに向かった。
本書はキャッチコピーのような短いものから、ボディコピーのような長いものまで書ける技術を紹介。
前作と同じ大きさ、ほぼ同じページ数(160ページ弱)。
唐突にスパッと終わるところも、前作と似ている。
お手本コピーをもとに説明されていくので、とても理解しやすくリアルに勉強しく感覚。
“はじめに”で書かれているけど、特におススメしたいのは、
・コピーライターではないが書く必要のある、自社サイトやカタログ、広告のコピーを書く担当者
・実際には書かないが、コピーの良しあしを判断する立場の人
・駆け出しのコピーライターで先輩や上司に恵まれていない人
さて、私の本書を読んだ感想。
長らくビジネス書の世界を席巻しているいわゆるマーケターではなく、
コピーライターが書いた本である、と感じた。
悪い意味ではない。そのまんまの意味として、そう感じた。
ちなみに「51の技」とあるが、「これ2つで1つじゃん」というような重複感もあり。
それと、少し脱字が目立ったか。
私は“コピーライターではないが書く必要がある”人間だ。
その私にとって、本書は非常に役にたった。
今も実際にコピーを書いてみながら、本書を読み返し、勉強している。
文才がなくても書ける、ということなので、信じてみる。
ちなみに、自分は本書の“はじめに”がとても好きだ。
これですっかり買う気を刺激された。とてもいいコピーのお手本だったと思う。