分かりやすい
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物性推算法でネット検索すると、必ず良くヒットする、大江教授が書いた本だと、買ってから気づいた。
そして最近AIChEから表彰されてたなんてのも本を買って気づいた。
スゴイ方なんですね。
内容は、非常に分かりやすいです。
ただ、読む前に物理化学の気液平衡・理想溶液・実在溶液・活量、に関して多少学んでおいた方が良いと思われます。
蒸留を学ぶ学生の参考書として最適
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高校で学ぶ化学とはだいぶ毛色の違う化学工学。本書の内容は、化学工学のなかでも蒸留に関
し、基礎中の基礎から、必要となる物性の計算方法、蒸留の理論や蒸留塔の設計に至るまで多
岐にわたる。特に理論に関しては、例えばマッケーブ・シール法について実際の作図や計算課
程が詳細に書かれているなど、実例を多く記載し読者の便宜を図っているのが本書の特長であ
る。このような記述は他の専門書には見られず、蒸留に関して40年以上携わってきた著者の集
大成ともいえる一冊であろう。
蒸留を学ぶ学生の参考書として最適である。
蒸留の基礎から応用までをわかりやすく解説
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「蒸留」をテーマに、その物理化学から応用技術までを網羅した入門書。
広い範囲の内容でありながら、構成に無駄がなく、図表や計算実例が多用されるなど非常にわかりやすい。また、語りかけるような文章の中に、一般の専門書では書かれないような、考え方や操作方法のポイントが織り交ぜられている。これはとても参考になり、本書の特長とも言えよう。
蒸留技術を基礎から学びたい方はもちろん、化学工学の教科書・参考書としても役立つ一冊。