面白くない、というより期待値よりだいぶ下だった。

個人的に、ファーストクラスに乗る〜は、まあまあ。
しかし本書は「どっかの自己啓発／ビジネス／マナー書をアレンジした感」が強い。
ファーストクラスに乗る〜のおまけの音声ファイルが、
文字になっただけの箇所もあり手抜きな面も見られた。

映画が続編になるにつれ、面白くなくなるパターンに酷似している。
また、おまけの動画とpdfは普通だったが、
音声ファイルは最悪。単なる世間話を聞かされた感。
おまけ作戦は、逆効果になることもあるんだなと思った。

そもそも、ＣＡの武器は「圧倒的な定性（観察／経験）データ」である。
何百万人もの人に「薄く」会って培われた礼節や所作、
そしてトラブル・シューティング能力がそれにあたるだろうか。
そこの強みをもっと全面に押し出すべきだった。
著者の病、9.11経験などは譲って同情はしても本に載せる内容かといえば疑問だ。
このあたりは著者というよりは編集者が読者への想像力が足りない。
つまりはもう、ネタ切れなのだろう。
ファーストクラスに乗る〜が結構売れたので２、３匹目ドジョウ狙い本。

私は買ってしまったが、ズバリ立ち読みで十分だ。

個人的な所感になります。

無駄な文章や例が多い。
男性よりも女性にためになる本。男性は読んでもあまりためにならないかも。
女性は読んでも損はしない。
ただし1500円は高い。

自分としては立ち読みで十分だった。

今回斉藤孝さんの「雑談力が上がる話し方」と一緒に購入しましたが、
こちらはわざわざ買うまでの本ではありませんでした。

元国際線ＣＡと美人の表紙に釣られてしまった。
中身は、観念的な言葉ばかりで、例えば「宝物を見つける」などと書いてあるが、
その宝物は「何」という具体的な示唆がない。
３０代以上の大人はすでに自分で身につけていることばかり。
一方、「合コンにも使えます」と書いているが、著者はバブル全盛時に
ＣＡとしてブイブイ言わせたとお見受けした。
要するに古くて２０代の若者には受け入れられない。
ファーストクラスで何を見つけてきたのか知らないが、
ファーストクラスのお客様に対して著者が「担当させていただきます客室乗務員の美月と申します」と
あいさつしたら、相手の方が「客室乗務員の美月さんね、よろしく」と返した事を
「オウム返しの法則」の例として、紹介しているが、これは目上の人が目下の人に使う言葉。
声に出して名前を覚えようとすることと、「あなたのお名前を私は覚えましたよ」のポーズ。
目下の人間から「オウム返し」されたらどんな気持ちになるだろうか？
100万人以上のＶＩＰに接したと帯にあるが、本質は見ていないようだ。
ＣＡ好きの方には、少しだけＣＡに嫌われないコツが書いてあるので参考になるかもしれません。

１２万部を突破したベストセラー書
「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣」
の著者である美月あきこさんの最新作です。

人との出会いは、最初は誰でも初対面からがスタート！

著者の美月さんとは、先日あるセミナーでお話を伺う機会
があり、翌々日に新刊として出版された本書を購入して、
一気に楽しく読ませて頂きました。

元国際線ＣＡとして、ファーストクラスのＶＩＰ、乗客、
また、現在の研修講師の仕事を通じての数多くの方々との
「初対面」を経験されてきた中で、ご自身の過去の失敗や、
様々な出来事から気付かれて、修正し実践されている事を、
ご自分の言葉で、楽しく分かり易く書かれています。

相手の中にある「宝物」を大切にする姿勢が見事です！
章のはじめに書いてある筆文字は、美月さんの直筆です。


「営業」「接客」「面接」「合コン」「パーティー」等
あらゆる人との出会いに、ヒントが満載です！

人とのご縁を大切にする方に、是非オススメの一冊です！

「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣」の著者、美月あきこさんの新刊。



コミュニケーションの、最初の、第一印象から、第二印象、そして、



実際のコミュニケーションのノウハウが多数あります。



本書を読んでいると、コミュニケーションは技術ではなく、



感謝など、心のあり方だと感じます。



私はセールスの講師をしていますが、コミュニケーション上の技術は



やはり業界が違えど、共通のポイントに集約される。



特にファーストクラスに乗るような方々というのは、そういった所が



非常に上手なのだと感じました。



会話の入り口で戸惑ってしまう方、会話が続かない方まで、



参考になる1冊です。