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ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 モノクロ写真

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日経ナショナルジオグラフィック社
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カラー撮影の基本 ★★★★☆
カメラは銀塩でもデジカメでも撮影の際の被写体反射率の基準があります。それはこの世界全ての色の反射率を平均した値で、いわゆる18パーセントグレーというものになります。写真関係の書籍では一般にグレーとか、ネズミ色と言われます。粗く言うと、『真っ白なものを撮るとネズミ色に写る』ということで、その事を考えると、全ての基準はモノクロにこそある、と言ってもいいと思います。そういう意味でも本書はカラー撮影・露出補正の基準となるものと言えるのではないでしょうか。
興味深くかつ訳文も優秀 ★★★★☆
当たり前のことかも知れないが、掲載されているモノクロ写真がすばらしい。

訳文だって読んでいてもともと英語だったと言うことを忘れて読んでしまう自然さ。原文と対照していないので断定は避けたいが、私はこなれた良い訳文だと思う。私はこの本の翻訳を評価する。
 私も自分の専門分野の本の翻訳に何冊か携わったことがあるが、翻訳は大変苦労の多い作業である。原文の雰囲気を確保しつつ日本語としてもこなれた形になるよう努力する。そのような私の目から見ると十分に商業品の文章としてすぐれていると思う。

デジタルをどのようにして魅力的なモノクロ写真にしているかという点が良く分かった。ただ米国で販売されているプリンターと日本でのプリンターは違うかもしれないので直接参考になるか否かは、私には判断できなかった。

モノクロでのフィルターの使い方もヒントが得られた。

この本を読んで、デジタル一眼を白黒モードに設定して、取り捲りたくなった。
興味深いが 和訳が稚拙 ★★★☆☆
■一貫して「写真を撮るということはどういう行為なのか」がテーマ。一流誌の一流カメラマンが語る写真への想いこそ必読。
■簡単な技術論の概要と写真例豊富につき 気楽にモノクロームの世界の概要を覗いて見たいというニーズも満たせるだろう。
■但し「モノクロは暗室作業にこそ本質がある」という堅い信念を持っている人は不快になるだけなので 読まないほうがいいと思われる。
■generrally 内容には満足であるが この本の質を決定的に貶めているのが稚拙な和訳。訳者よ、恥を知れ!英語で仕事をする前に 日本語をもう一度勉強してもらいたい。
デジタルでもという時代性を考慮 ★★★★☆
ただでさえ歴史の重みと敷居の高さを感じるモノクロ写真だが、サブタイトルで示されたデジタル化されたカラー写真をモノクロにして楽しむという意図はユニークでほほえましい。パソコンでのレタッチを一通りできる人にとっては新しい趣味の開拓に繋がると思う。

一方で現像室で格闘しているマニアには、ほとんど歯にも引っ掛からないような内容にも見える。執筆陣は比較的オープンな雰囲気のナショジオのカメラマンの中でも撮影にコダワリをもつ人が多く、デジタルカメラそのものには懐疑的、ライカをはじめとするクラシックカメラや、中版カメラや大判カメラを自由自在に使って、さらにフィルムのスキャニングを含めたデジタル画像を広く扱うという内容だ。全体的にはこの小冊子に一通りの内容があり便利と感じた。

著者のぼくとつと語る調子は慣れるまで時間が掛かるが、モノクロ写真の時間軸を越えた静かな魅力を伝えようとする誠実な雰囲気を感じる。日本に多いストリート・スナッパーとは違い、かなり計算ずくの構図を重視している点でもそうした違いは明瞭に現れている。