勉強になりました
★☆☆☆☆
とてもよい本です。顧客や組織の利益のために貢献することと、本書に書かれているような労働者の権利は、どちらも大切だと考えていました。しかし、本書は、義務には触れず、権利主張の根拠のみがわかりやすく書かれているため、とても新鮮でした。
例えば、社長やその他働く人々が、顧客や従業員の利益を守ろうとしてがんばっていても、また、顧客や同僚が困ることになっても、倒産するような事情でない限り、コンサートにいくためといった理由等で休めることなど。
できる社員を潰す「タコ社長」というタイトルについては、社員・社長ともに権利の主張のみであれば、「タコ社員」VS「タコ社長」としたほうがいいような気もしますが、いずれにせよ、労働者として、顧客や組織、同僚との共存を考慮しながら個人の権利主張をすることが大切だと思っていた私にとっては、一方的な主張とはこうなんだと、とても勉強になる一冊でした。
リストラされる前に
★★★★★
社会保険労務士の方が書かれた本です。
NHKでもリストラのドラマを放映する時代です。
新人にむかって「仕事が遅いのに休憩なんかしていないでさっさと仕事しろ」
「三流大学のおまえにこの仕事を任せたのは。。。」
「俺の言うことを聞かないのならおまえなんか潰すのは簡単なんだ」
などと上司に言われた経験は有りませんか。
パワハラ、セクハラなどサラリーマンとして最低知って置かなければならない知識が書かれています。
サラリーマンの方にお勧めです。
びっくりです・・・
★★★★☆
私は法律には疎いサラリーマンです。それも中小企業に勤務しています。3回転職しましたが、いずれも納得行く辞め方ではありませんでした。そのときにこの本に出合えていれば・・・働く私たちも法律武装していかないといけないのだと感じました。
他人ごとではありません!
★★★★★
労働者である以上最低限知っておかなくてはならない知識が書かれています。
タイトルでは分かりにくいかもしれませんがサラリーマン必読の本です。
不利益な処遇に遭って告発したり訴訟を起こすということはかなり勇気が要りますが、泣き寝入りせずにすむためには自分が法律を知らなくてはならないと気付かされます。
すべで実例・・ということにも驚かされます。とくにパワハラ、セクハラの章は興味深かったです。
面白く読めました・・・
★★★★☆
難しい法律的な問題を、事例を通じて身につけることが出来身近に感じることが出来ました。本書の事例が、すべてリアルなものには驚きです。以前勤めていた会社がまさにタコ社長でした。サラリーマン必読の一冊ですね・・・