アコーディオンというとときにロマンティックで、そしてときにエキセントリックなのだが、COBAの演奏はそのどちらでもない気がする。
ヨーロッパ風のようでいて、どこか日本のノスタルジックな”やさしさ”、
”あたたかさ”、”せつなさ”、”さみしさ”のようなものが根底にある。非なるものが背中合わせに同居している、みたいに。
聴いていて癒されるのではなく、たのしくなるCD。