聴きどころ満載
★★★★☆
デヴィッド・フォスター、レイ・パーカーJr.という二人のプロデュースによる好盤。二人とも、サイドマンとしてもっとも脂が乗ったときのアルバム。デニース・ウィリアムズのボーカルはどちらかというと印象の薄い、邪魔にならないボーカル、という感じ。「I Found Love」、「When Love Comes Calling」、「Why Can't We Fall in Love」などが名曲。豪華なバックミュージシャンで聴きどころは多いが、特にデヴィッド・ハンゲイトのベースは素晴らしい。巧いベーシストというのは多いが、こういう味のある、素晴らしい表現力のあるベーシストは少ない。