未病との付き合い方
★★★★☆
東洋医学とヨーガの観点から、対処法が具体的に紹介されていて、イラストも含めてわかりやすかったです。
元来、体調が芳しくなく、毎日、ヨーガと経穴押し、失眠への灸をしていますが、少しずつ体調は良くなっています。
いろんな本を参考にして、自分に合うことを実践していますので、この本もそういういくつかの本の一冊という位置付けです。
自分自身とうまく付き合う
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さまざまな症状に対して、原因と理由から結果、それに対する改善法まで
本書にたっぷりと掲載されています。未病の大切さを知りました。
日常のちょっとした不調を見逃さず、
なんでそうなったのか?どうのように対処したらよいのか?
カラダの声に耳を傾け、東洋医学的な観点から、ツボ押し・漢方、
ヨーガ的な観点から、ポーズ呼吸法などでセルフケアする方法が多数あります。
それらが、イラスト入りで、とても見やすく解り易く載っています。
バランス良い状態を常に保つということが大切だと感じ、
人生を、よりよく生きていくための指針を与えられました。
現代求められているものがここにはあります。
★★★★★
未病という病気ではないが、何となく体の調子が悪いという状態のとき、どのようにして改善したらいいかということが、詳しく書かれています。症状別にどのようなヨーガのアーサナをすれば改善するのか、また東洋医学の立場からは、つぼ療法や、食事の仕方、どのような生活をすればいいかなど、わかりやすく説明されており、この本を手元においておき、ちょっと今調子が悪いなと思えば、目次から自分の症状をみて、自分にあったヨーガや療法が行えるようになっています。
またこの本では、自分の体の状態にいつも気を配ることも、病気を防ぐことになるということがよくわかります。今の自分の体がどういった具合なのか、精神的にはどうなのか、自分自身を知ることがとても重要になります。自分自身を知ることができれば、ちょっとした体の不調にも気づきやすくなり、初期の段階で体を健康な状態にもどせるのです。
生命力の低下はプラーナという根源的な生命エネルギーが不足していることから起こるといわれているそうです。アーサナで体のバランスを整え、呼吸法でプラーナを取り込む、毎日のちょっとした努力が健康的な生活につながるのだと思いました。
自分のカラダの声を聴く
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ヨーガの実修法と東洋医学の知恵のコラボ。我々は普通病気になると病院のお世話になるが、本当は病気だと診断される前に、自分の「カラダ」の異変に気づくことが何より大切!
本書では東洋医学からみた各症状に対するていねいな解説と、それに対して有効なヨーガのアーサナや呼吸法などが紹介されている。もちろん、症状が出たときにヨーガを行っても効果があるとは思うが、普段から東洋医学的な発想でカラダと向き合い、そしてここで紹介されているヨーガを実践していくことで、自分のカラダの声を聴くことが何より重要なことだと思う。
自分のカラダとは人生最後の日まで「仲良く」お付き合いしたいものです。本書を片手にじっくりカラダと対話しながら、ついでに健康になりましょう。