老いたひとり暮らしも楽しそう
★★★★★
読みました〜!よかったです!
いまはやりの「おひとり」の老後の本は、どれもこれも家や貯金がたっぷりあってお金には困らない人たちの話ばかり。読むたびに落ちこんでいた。
阿波絢子さんは家賃七万円のアパートに住んでいて、一大決心をしてマンションを購入するなど、親からの財産もなく暮らしている私にとって、とっても身近な話題ばかりで、読んでいてとっても楽しかった。
「ひとり暮らしでは換気が少なく空気がよどむので、押入れやクローゼットもまめに開けよう」とか、「五十代で急接近してくる友だちには注意」とか、なるほど!と頷くことたくさんが書いてあった。
すごーくケチケチしているかと思うと、好きなことにはお金も時間も使う。「あ、人間ってもっと自由にいきていいんだ。ひとりになると、それができるんだ」とうれしくなった。
ひとりで暮らすための生活の知恵もつまっていて、お得な本でした〜。