いやコレ、単独では☆5つやで!
★★★★★
確かに青木雄二はギョーサン本出しとるさかいに、内容的にはダブッとるとこも多い。ただこの本を最初に読むもんにとっては、それはそれでエエんちゃうかな?
以前やや大判の単行本で『銭道』ちゅう本が出てて、それも読んだんやけど、改めてこの文庫本で読んでみたらやっぱり忘れてる所もあって、復習にちょうど良かったわ。
まずこの文庫本というサイズがエエわな。通勤途上に読むのにピッタリやったわ。
青木雄二本では他に、『保険の裏カラクリ』やら『唯物論』、『ナニワマルクス経済学』とか色々文庫本でのお薦め本もあるけど、入門書としてはこの『銭道 入門編』がまさにピッタリかも知れんな。
特に途中、競馬の予想を当てると称して、どっちに転んでも言いくるめられる方策なんて、ここまで書いてええんかいな、ってくらいの裏情報や。占い師や経済学者の口八丁がよお分かるわ。
続く『実践編』と『恋愛編』も是非読もうと思たで。