クイーンビッチ
★★★★★
捨て曲なしの名作だけど
特に「クイーンビッチ」が面白い
ボウイのボーカルはMジャガーとJレノンをミックスして継承したような感じがするのだけども
この曲を聴くとのちのセックスピストルズにも受け継がれてる作風に感じられる。(GOD SAVE THE QUEENとかね)
それがオアシスに受け繋がれたり(笑)
いわゆるスルメアルバム
★★★★★
すべての曲が緊張感を持っているとはいえないけど、、、というのは、テンションが張り詰めている曲、イージーな曲が良いバランスに仕上がっている。
とにかく、ウォーホール、ディランに捧げた曲だけでも聞く価値あり。
Rhyno?Rhyko?版は、ボーナストラックで上記曲のアコースティックヴァージョン
等が収められ、より聞き堪えがあるよ。
Life on Mars?
★★★★★
Life on Mars?ほど美しいメロディーを他にしらない
もちろん他の曲も名曲揃いだけどやっぱりこの曲が頭一つ飛びぬけてる
これだけでも聞く価値あり。
他作よりは楽観的な雰囲気
★★★★☆
名作の誉れ高き"ジギー・スターダスト"と並行して製作されたらしい本作('71年作)も、未だD.ボウイが好んでライヴ等で取り上げる楽曲が含まれる作品として知られる一作。
CM等のBGMとして何度と無く採用される[1]を始め、皮肉を暗喩に包み美しいメロディにのせるという荒技(^^;を成し遂げた[4]等、どの曲の詩にも(英語を母国語としない日本人には解り辛いのですが)含蓄があるだけでなく、メロディもこの人ならではの美しさを備えています。
少しカラーが違っていると思えるのは[8]、[9]、[10]といった辺りでしょうか。何れも直接的な描写で特定人物を捉えています([10]はルー・リードに捧げられた曲ですしね)。
内省的なイメージが強い70sのD.ボウイ作品ですが、その意味からすれば"ジギー亡き後"の作品にその傾向が最も強く表われるのかも知れません。ここでは(他作品と比較して)楽観的な雰囲気を漂わせている作品であると思います。
一番好きなアルバム
★★★★★
ボウイの中で重要なアルバムと言えば、「ジギー・スター・ダスト」や「ロウ」などをあげますが、一番好きなアルバムと言うと、迷わずこのアルバム(のレコードではB面だった部分)をあげます。
何よりも明るい。他のアルバムが暗いと言うわけではないが、アコースティックなサウンドに乗せ自分の好きなディランやアンディー・ウォーホールについて、さらには子供のことまで歌うボウイを聞いていると何かなごんでくるのです。ボウイに「なごみ」を求めると言うのも変ですが、実際にそうなのだから仕方がありません。
ボウイ自身も子供が可愛いくて仕方がないという様子で、ジャケの裏にもそういった事が書かれています。こんなパーソナルなことを表に出すのは他のボウイのアルバムにはありません。アルバムのハイライトは、間違いなく「オー・ユー・プリティ・シングス」と「流砂」。(前者は題名だけでもひどくポジティブでびっくりします)。
間違いなく、名盤。「ジギー・スター・ダスト」を買った人はこちらもお忘れなく。ジャケットも良い!