なつかしい面々のその後と、子供達
★★★★★
ブレンダ、ケリーなどビバヒルに出ていた役者さん本人が出ているのが見所。
子供達が主人公となってビバリーヒルズに戻ってくるところから話は始まりますが
昔のビバヒルに比べて今っぽさ(といっても10年前くらいですが)が感じられます。
ドラッグの蔓延、男女つきあいの在り方(ブレンダはずいぶん堅かったのに)
ブログでの友達攻撃、グループのつきあい方
プロムの派手さ…いろんな演出に対して、バブルだなあ…と感じずにはいられません。
そして、かつて彼らが黒人問題などで真剣に討論したり悩んだりしたのに対して
今はやっぱり平等色が強くなっており、熱くて道徳的な討論も少ないです。
友達同士の会話もフランクで、時代を感じさせます。
けれど、かつての主人公ブレンダが堅くて頭が良くて頑固だったように
今回の主人公も同じような優等生タイプです。
ただ、ちょっと気をつかいすぎて周りに振り回されがちなところがブレンダと違うところですが。
なつかしい面々も結構でるし、ああこういう風に育ったのか
彼らの関係はこうなったのか、と思いながら見ると楽しいです。
昔のビバヒルを見ていなくてももちろん見れますが
やはり知っているのと知らないのとでは、思い入れが違ってきます。