おばあちゃんに子どもを預けるとき、実母には甘えすぎ、義母には遠慮しがちになってなんだかギクシャク…そんな経験があるだけに、この本はなるほどそうか！と肯けるヒントがたくさんありました。

祖父母が孫を預かるメリット：「暮らしにメリハリができる（人の目を意識する）」「おしゃれになる」「食事のバリエーションが広がる」などメリットも多いのだから遠慮せず、でも上手に預ければ、お互いハッピーになれるのねとわかりました。

上手な預け方：予定はできるだけ早めに知らせる、予行練習をする、連絡先のメモを渡すetc超具体的なアドバイスばかり。他に、過ごし方のアイディア、よくあるトラブル、心遣いのコツ、コミュニケーション術など。もっと早く読んでいれば！！　友だちの出産祝いに、よさそう！

まだ子どもが小さくて実際に子どもを預けた経験はありませんが、もし必要が生じたら祖父母に預けるよりファミリーサポートのような支援サービスを受けるほうが気が楽だと思っていました。この本を読んで、ちょっと考え方を変えてみたらみんなハッピーかもヽ(^。^)ノと思えるようになりました。夫にも話をしてみようと思います。
著者は、日本助産師会の「子育て、孫育て講座」の講師もされています。参加したことがありますが、とても素敵な方です。子育ての具体的なヒントを飾らない言葉で伝えてくださいました。ご興味のある方はぜひそちらもどうぞ、お薦めです。

我が娘が誕生して11か月。
新米パパとママにとっては、初めて体験することばかり。
そんなとき、両家の祖父母がとても知恵と力を貸してくれる。
自分にとっては「当たり前」と思っていたところに「あぁ！なんて自分は祖父母に気遣いをしていなかったのだろう！」と反省してしまった一冊だった。
この本には「よくあるトラブル」「ちょっとした心遣い術」「お互いがハッピーになるコミュニケーション術」などが実例を豊富に解説してある。
自分の娘にすくすくと育ってもらいたいからこそ、祖父母の力は不可欠であり、こちらから気遣い、気配りをしなければいけないことだらけである。我が娘のすくすくとした成長を祈るからこそ、この本を大切にしたいと思った。

大事な子どもを一番愛情を持ってあずけれらるのは祖父母かもしれないけど、愛情大きすぎるのか、いろいろお互いつらいこともあったりして、もったいないことに遠慮しがちになったりするときもある。

でも、ちょっと見方を変えると子どもにも祖父母にもニコニコ笑顔があふれていることに気が付く。
本書は忘れかけていたそのことを気が付かせてくれ、肩の力が、す〜っとぬけていくような暖かさを感じた。