インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

方法としての行動療法

価格: ¥2,730
カテゴリ: 単行本
ブランド: 金剛出版
Amazon.co.jpで確認
まず治すことです。 ★★★★★
タイトルから気に入りました。心理療法はたいそうな理論を掲げながら結局治らないことを痛感していました。
この本では理論は後回しにしてまずクライアントの苦痛を和らげるQOLを高めることを中心に書かれてあります。
本来の心理療法はそうしたものであるはずです。ですから方法という言葉にひかれました。理論が立派でも治らなければどうしようもないですから。
この本には事例も多く書かれてありますが、ただ聴くだけの心理療法では決して治らないだろうなと思うような強迫障害の事例も出てきます。
そういう場合の行動療法の威力を見せ付けられた思いです。
一番変化しやすいところから手をつけるのは、同時に読んでいたオハンロンの「変化の第一歩」と同じことを言っていると感じました。行動を変えることにより、認知を変えるというのは正しいような気がします。
登校拒否の生徒と接した経験からいくら話しても登校させることはできませんでしたが、ひつこく家に通い電話等で引っ張りだすと来るようになり学校が続けられたという経験があります。強引ですがこれも行動療法かなとおもえるようになりました。
「ふんふん」と話を聞いているだけでは治らないとということをこの本は教えてくれているような気がします。
いろいろな事例がのっており単なる入門書としてではなく、セラピーに携わる人には読んでほしい本だと思いました。
最高の入門書! ★★★★★
 パッケージ療法が中心となりつつあるCBTの流れの中で、クライエントその人をわかろうとする、クライエント自身とクライエントを取り巻く刺激−反応連鎖をしっかりと分析することの大切さが書かれています。もともと、行動療法はそのようにケースを捉える枠組みをもっているのですよね。

 入門書ですので、技法に関する理論的な説明や研究に関する記述は少ないですが、“臨床家としてどのようにケースに当たるべきなのか?”をわかりやすく説明してあります。