休みの使い方、その意義に示唆を与える著
★★★★★
「君、休みを暫く取っていいよ。」
普通そんなことは、あまり考えられないと思う。ところが、この本を読んでみるとこれを実際に行った会社があったと言うので、私は正直言って驚いてしまった。しかも更に驚いたのは、その休みを取った社員が次々と、会社にいては出来ないようなことをやって、最終的に見事に精気を養っていったのである。本当にこの本でこういう現実を見ると、休むことは如何に必要なことなのかを考えさせられてしまった。
元々はビジネスマン向けに書かれた本であるが、この本は学生が長期休業を過ごすとき、老人が余生を送るときなど、様々な場面で応用できる。休みを有効に使いたい方、又休むことの意義を考えたい人には、是非これを読んで欲しいと思う。