Arular
価格: ¥1,132
M.I.A.'s debut record is both intensely urban and aggressively modern. The group's sole member, Maya Arul, infuses her blend of hip-hop and chunky electro with raw, tribal overtones and a healthy dose of sex appeal. There are elements of world music here, in Arul's multilingual vocal as well as the tonal shifts and instrumentation (like the drone that opens up "Hombre"). Her delivery uses a variety of yelps and tics full of street-wise confidence and bratty energy. But there's also an appealing melodic sense, like early Neneh Cherry or Miss Kitten when she's not in diva mode. M.I.A. doesn't really sound like anybody; the music is just experimental enough to wiggle out of easy comparisons. The IDM-style bleeps and beeps of "Galang," for example, give an already catchy song extra punch. The only problem with the record, a common flaw for debuts, is a sameness from track to track which robs it of the ability to surprise. Still, Arul is hugely talented and her abundant originality packs a wallop. --Matthew Cooke
90年代以降のハイブリッド・ミュージックのひとつの頂点
★★★★★
国籍上はイギリス人女性ではあるが、人種的にはアジア系の女性シンガー/ソングライターの作品。
エレクトロなクラブ・ミュージックを基盤に、レゲエ、ヒップホップだけではなく、バングラ・ビート、民族音楽までを取り込んで作られる彼女のハイブリッド・ミュージックは、商業主義的な音楽とは対極にあります。すなわち、ヒップホップ用語でいうところの、決してセルアウトすることもなく、ディスられることもない創作です。エイジアン・ダブ・ファウンデーションとちがって、彼女は、多国籍=無国籍音楽――といっても、表層的にいろんな国籍の音楽をなぞったブリトニー・スピアーズのような無国籍音楽とはもちろんちがう――を、イギリス育ちのアジア系移民として拡散していく自分のアイデンティティを賭けて、自分ひとりで作り上げるところがすごいですね。
以上のように難しく考えなくても、このアルバムで踊れるか、踊れないかで言うと、踊れます。
2005
★★★★★
一部で大プッシュされているスリランカのタミル人アーティスト。打ち込み主体の音はとにかくとんがっており、音を楽しむという余裕を与えない。ポップな要素がほとんどないが、なぜか引き付けるところがあり、聴いているとどんどん攻撃的闘争的に気分になる。どういう影響から出た音かまるで想像できないところが面白い。ある意味楽しい。
パワフル
★★★★★
M.I.A.とは、戦闘中行方不明者のこと。
彼女の生い立ちは、父親が反政府でイギリスに亡命したということで、まさにMIA状態だったということだ。
最初聴いたときはすっごく変な曲だと思った。
変なんだけど、このリズム感がとても心地いい。
Bucky Done GunのPVを見てからかなり気になっていた。
今2枚アルバムが出ているが、個人的にはこのアルバムが
のびのびしててパワフルで好感が持てる。
まだまだ未熟なFLOWだが、
新しいことをやろうという意気込みが感じられる。
世界各地を回ってPVを撮って回っている。
歌ってる内容は世界平和とか重いテーマなのだが、
M.I.A.の今までの経験が音楽に昇華され、
こんなに明るく表現出来るのは彼女だけではないだろうか。
ボーナストラック入りのこれがいいですよ
★★★★★
この国内盤には画像がないためかレビューないんですが、
輸入盤より四曲多いこの国内盤のほうが絶対お勧めです。
まずライナーに二人も書いてるんでM.I.Aの生い立ちや言葉などが
よく解説されてますし、
M.I.Aの音楽はやっぱり歌詞のメッセージ込みですごいなって思うので、
日本語訳の存在は不可欠だと思います。
しかもPull Up The PeopleとBucky Done Gunのリミックスが日本盤オンリーで
4曲ボーナストラックになってます。
特にbucky done gunのリミックスは3曲もあって色んなアレンジが施されていて
聴きどころ満載です。
驚いた。雷落ちました。
★★★★★
4曲目のSUNSHOWERSのPVを観て、このCDを手にとりました。いざアルバム聴いてみたら… 例えるなら深夜コンビニでトイレを借りたら、扉を開けたらそこは冥王星で、なぜかそこにいた白雪姫に鉄パイプで殴られたってかんじ!!?とにかく意味わからなくて衝撃的!刺激的☆斬新☆誰も見たことのない世界!でも鮮やか! だからやみつき!ヘタとかウマイとか飛び越えちゃったアーティストだと思います★