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大衆食堂へ行こう (朝日文庫)

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: 朝日新聞社
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大衆食堂とは何か ★★★☆☆
 2000-05年に雑誌『一個人』に連載されたエッセイをまとめたもの。
 東京都内あちこちの大衆食堂をまわった紀行文である。浅草、神保町、巣鴨、中野、高円寺、下北沢など、精力的に各地を訪れている。もちろん、訪れるのは大衆食堂だから、グルメ雑誌なんかには出てこないような店ばかりである。
 味の当たりはずれもある。
 でも、大衆食堂ならではの気安さとか、店主のおおらかさ、客層の地域性とか、そういったとろが面白いのである。
 ただ、個別の店については記述が不充分に感じる。店の雰囲気とか、メニューについてもっと詳しく書いて欲しかった。
 イラストは独特だけど、どうなの?
安西水丸氏のファン以外には? ★☆☆☆☆
グルメ本としてもイラストエッセイ本としても中途半端な印象を受けました。
一軒に割かれたページが少ない上に文章の半分以上がその回にとりあげた定食屋とは関係ない話で埋まっています。
イラストもよく言えば味がありますが、その内容が文章を引き立てているとは正直思えません。
安西水丸氏のファンの方には喜ばれる本かもしれませんが、この本に定食屋のガイドブックや食べ物エッセイとしての価値を期待している方は他の方の本をお買いになる方が賢明です。
グルメ本とはちょこっと違う ★★★★☆
タイトルの通り、都内および近郊の大衆食堂をレポートしたもの。
他のグルメ本と違って安西水丸らしいのは、お店の外観や店内の様子、料理の見てくれなどをイラストで紹介している点。その分、料理だけ見ておいしそう!っていうことはないんだけど(笑)イラストエッセイとして文章の方をより楽しめる感じがします。
大衆食堂って、地元の常連で賑わっていて、遠征して初めてのお店に入るにはちょっと勇気のいるときがありますよね。そのドキドキ感まで文章から伝わってくる感じ。ウチの近く!とか、ここ行ったことある!とか、ああ職場の近くだから今度探してみようとか。
★ひとつ減らしたのは、文庫化された今、閉店しているお店もいくつかあるため。