小説を読んでいる感覚
★★★★★
本当に著者の主張が正しいのかはよく分からないが、小説を読む感じ
で楽しめた。
タイタニック号とオリンピック号のすり替え、ユニークな乗客たち、
偽善的だった「女性と子供優先」、沈んだ乗客・生き残った乗客、救命
ボートでの出来事、悲劇のカリフォルニアン号船長、査問会での出来事
など、面白いエピソードが目白押しです。
へたな小説よりも面白いです。
あと、映画のタイタニックに登場した関係者も多数登場するので、映画
を楽しめた人にも興味深い内容になっています。
映画監督はこの本を読んでいたのではないか!?というようなシーンも
あり、ワクワクしながら読めました。
地味な本で、自分もブックオフで一回見かけたきりなのですが、もし見
かけたら読んでみる事をおススメします。