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mariko live~romance~

価格: ¥3,675
カテゴリ: CD
ブランド: インディーズ・メーカー
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清らかな音楽 ★★★★★
弾き語りLIVEシリーズの最終章ということだが、1・2ともに聴いてないので比較は出来ない。
しかしながら、「最高傑作」と言うのだから、1・2を聴くべきか、痛し痒しである。

実際の内容は、浜田真理子の美意識というか、単なるスタイルか分からないが、とてつもなく
頑なな演奏で、オリジナルは勿論、どのカバー曲も見事に『浜田真理子ワールド』である。

曲調がジャズ風、ブルース風、昭和歌謡風と多彩であっても、歌詞が英語であっても、自分の
弾きたいテンポで、自由にピアノを弾き、抑制の利いた声で、淡々と歌っている。

よく聴くと、ピアノが敷いた音の広がりのなかで、見事な歌い回しをしているのに気が付く。
派手さも高揚感も無い、まるで音楽の結晶のような清らかなる音楽である。
聴きこんでいると、心に沁みてきて洗われるような気さえしてくる。

じっくりと聴いて欲しいアルバムである。
浜田真理子さんのスローバラードには人を虜にする魔力が潜んでいます ★★★★★
いつ聴いても聞き惚れる「Love song」、「のこされし者の歌」等、彼女が歌うオリジナル曲に込められた重い存在感は凄みがありますね。
浜田真理子さんが伝えたいメッセージをはっきりと受け取りましたし、圧倒され続けました。
ピアノの弾き語りというシンプルな演奏が、かえって音楽の本来持っているメッセージ性を露にするようです。

包みこむような真理子さんのハートフルなヴォーカルが、発せられる歌詞に存在感を与えています。
彼女の作詞した日本語に潜む哀しみや淋しさやけだるさが、ストレートに聴く者に伝わるという魅力的な歌唱力の持ち主ですね。やはりその哀愁を帯びたともいえる深い響きを持った声が印象的なのは間違いありません。

「霧笛」の歌唱を聴いて鳥肌が立ちました。重い歌ですし、深い意味を持った歌詞に込められた思いがストレートに伝わりました。
「場末哀歌」もいいですね。ちょうどスポットライトに照らされた「一人芝居の名女優」のように感じました。他のアーティストにはない個性の輝きとして感じながら聞き惚れました。

「黒の舟歌」、「昭和ブルース」、「みんな夢の中」等のステージでは恒例となった昭和歌謡もまた新たな息吹を与えてもらったかのような輝きを帯びていました。懐かしいだけでなく新鮮でしたね。
一歌手浜田真理子 ★★★★★
 世の中の事象すべてがカラカラと早回り、空回りし続ける現代において、彼女の歌の中に流れるゆったりとした時の流れは、とても貴重なものに思える。
 いつものようにオリジナル曲に加え、古い歌謡曲にジャズ歌曲、ブルースがピアノで弾き語られるがが、何も彼女は昭和歌謡の歌姫にもジャズ・シンガーにもなろうとはしないし、あざとく黒人風にコブシをまわして見世もしない。あくまで身の丈にあった自身の歌を丹念に歌うその姿は高潔でさえある。
 今後彼女がどのように成長してゆくのかは分からないが、出来ればもう少しアップテンポやミッドテンポのナンバーを聞いてみたい。もっとも、これはしごく個人的な要望であって、この2枚組のライヴ盤が何者でもない浜田真理子の等身大の姿を捉えた傑作であることは間違いない。
しみいります。 ★★★★★
知人に誘われて4月2日の大阪での彼女のライブに行ってきました。FM局のヘビーローテーションになったり等で彼女の曲は耳にしてはいたのですが、ライブはそのベクトル上にあるものまったくの別世界でした。彼女の弾くピアノと彼女の肉声のみが響く会場は、商業性が排除された異次元(陳腐な表現ですが)。もしかしたら童謡に時折感じる“懐古感”の原点がそこにあったのかもしれません。それがゆえに、ともすれば切り貼りの不快感が残りがちなライブアルバムから会場で味わった感動が伝わるか不安でしたが、とんでもありませんでした。しみいります。必聴です。