ほのぼの猫駅長
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「昔の日本の駅」の佇まいの貴志駅で、たま駅長、ミーコ助役、チビ助役がのんびり”お仕事”をしている姿が本になって3冊目。
実際に貴志駅に行くとたまちゃん達は「猫だんご」になって寝ているので、起きている姿が沢山見られるのは写真集だからこそ、です(笑)
昭和にタイムスリップしたようなのどかな路線を”たま電車”が走る風景は、猫好きならずとも心があったかくなります。
本の終わりにある、和歌山電鐵の小嶋社長の「産みの親は助役のミーコ、育ての親は小山商店のおばちゃんですが、その産みの親のミーコが、この夏千の風になりました。陰になり、日なたになってたま駅長を支えた母親であり助役のミーコの功労に、初七日の日に貴志駅の永久助役に任命しました。いまでも駅長やちび助役を守って、千の風になって頑張ってくれています。」という文章に、思わず涙してしまいました(笑)
もうミーコちゃんの実際の姿を見る事ができないのは寂しいですが、本の中に愛らしい姿が沢山載っています。