昔、秋本麗子が出てきた感じで、擬宝珠纏が登場する。今度は大金持ちと言う背景ではなく、両さんに対抗するような、下町を強く出したキャラクターだが、この後かなり頻繁に出てくるキャラクターになっていく。最初両さんは下町のことじゃ負けられないと、よく張り合うのだが、擬宝珠纏の実家がすし屋と知ると、友達になろうと突然変わってしまう。両さんが実家のすし屋に勤めだすのは、次の巻からだがその前哨戦みたいなものだろう。このキャラクターもこち亀の中で重要なキャラクターになっていくのだろう。
今回はカヴァーが作者の手作りカヴァーで、折り返しの中まで手作り感覚である（バーコードだけは違う）。
こち亀ではよく出てくるアクションフィギュアを題材にした話や（絵路井フィギュアゲットシュタイン講師が登場）、中川と魂が入れ替わってしまう話、（麗子と変わってしまう話も他の巻にあるが）等々が収録されています。これから主要になるキャラクターが初登場する巻なので、なかなか重要な巻です。

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」もはやどらえもん並に知らない人はいないだろう名漫画。アニメ、演劇など進出メディアも面白いがやっぱり原作が一番面白いと思います。

本漫画の118巻は葛飾署に神田生まれの美人・擬宝珠纏が新人婦警で入ってきた！　浅草生まれの両津を田舎者呼ばわりする纏と両さんが大ゲンカ！　下町育ちのプライドをかけ、ベーゴマで対決する二人だったが…！？