すべての経営者が読むべき、未来永劫のバイブル
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一瞬の売上爆発をけしかけるビジネス書が飛ぶように売れるのはよくわかる。私だって読み漁ったし、読み終えた後はワクワクする。でも、時代が変われば通用しないノウハウや手法に踊らされ、振り回されるのはいかがなものか・・・。この書はすべてのビジネスに未来永劫にわたり通用する、まさに経営者のバイブルといえる。今、読んだ私が、5年後、10年後、20年後にこの書を読み返したとき、すがすがしい気持ちで胸を張っていられるならば、私の経営は必ずや末広がりで成功しているに違いない。
初めての「間違っていなかった!」
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長年ビジネス書の類を読み漁っているけれど、こんなに「よい言葉」に満ちていない本も無いだろう、と感じました。目からうろこといったハッとさせる箴言もなければ、手を合わせて拝むような格言もありません。写し書きして財布の隅に入れておきたいような名言も無ければ、酒席で得意顔で(受け売りと知りつつ自分の言葉のように)披露したくなる様な格言も、この本には載っていません。
その代わり、20年来の親友に肩をぽんと叩かれ「お前らしくいればいいよ」という声をかけて貰った様な、かけがえの無い勇気と元気を受け取りました。自分の進むべき道は間違っていなかった!という確信を抱きました。1冊の本からこういった感情を受け取ったのは初めてです。
もしこの本に「こういう場合はこうすればうまくいく」「こんな裏技を使えば確実に儲かる」といった言葉を期待するのであれば、あまりお勧めはしません。
しかし信じていた自身の軸がブレそうになった人には心の底からお勧めします。親友のような「頼もしい座右の書」になると思います。
世の中の時流に乗っているのでは?
★★★★☆
企業の不祥事で毎日のように謝罪会見が頻発しているが、この本は「そのぐらいならいいだろう」という、あいまいな経営の方向性を社内全体で矯正できるチェックシートが付いていることが、世の中の時流に乗っていると思う。内部告発の芽を事前に断つこともできるし、これからの企業経営になにが大切かをこの本で教えてもらった。