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グレイト・ヒッツ

価格: ¥2,484
カテゴリ: CD
ブランド: インペリアル レコード
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ゲット・イット・オン未収録の理由 ★★★★☆
他のレヴューで、本盤に「ゲット・イット・オン」や「ジープスター」が入っていないのが、あたかも戦略的理由によるもののように書かれていますが、それは誤りです 1971年のアルバム『電気の武者』(「ゲット・イット・オン」「ジープスター」収録)まではキューブ/フライレーベルからのリリースで、1972年のアルバム『ザ・スライダー』(「メタル・グルー」「ザ・スライダー」収録)以降はマーク・ボラン自らが設立したT.レックス・ワックス・カンパニー/EMIレーベルからのリリースです 1972年発表の本盤には、T.レックス・ワックス・カンパニー/EMIレーベルでの曲が収録されているので「ゲット・イット・オン」「ジープスター」が入っていないのです その2曲はキューブ/フライ側がマークの意思とは無関係にリリースした“非公式盤”である1972年のベスト盤『ボラン・ブギー』に入ってます マーク側は抗議しましたが『ボラン・ブギー』は全英チャートの1位を1ヶ月間維持しました 尚、本盤は全英32位止まりです 本盤の内容については他のレヴューの感想意見をご参照下さい すばらしいベスト盤です
いわゆる天才 ★★★★☆
つまりこの人は天才なんです。

いろいろ考えているんだろうけど、直感が頼りで、
結局「ディスイズアマークボラン」になっちゃう。

意味の無い歌詞は「適当に口ずさんでみたよ。そのまま歌詞にしてみた。だってその方が歌いやすいだろ?」
と言っているのが目に浮かぶよう。
字余りだろうがなんだろうが、ほんとによぉーく曲に馴染んでしまっているんです。

へたくそなギターでも、なぜかとってもカッコいい。

何をやっても憎めない少年。その名はマーク・ボラン。

好きです。
生きた証 ★★★★☆
中学生の時、FM雑誌の70年代ハードロック特集のなかで
ツェッペリンやパープル、クリムゾンと並んでT.REXが取り上げられていました。
そんな無軌道な編集の記事でマーク・ボランの「30歳まで生きられないだろう」
などの発言を読み、それ以来数年間夢中になって聴きました。

あれから年月が経ち思うのは、音楽に恋をしていたのかなと・・・
客観的に評価するとT.REXのレコードはロックの名盤になりえるものではないでしょう。
でもボランの曲を聴くと彼の物語を読んでいるような気持ちになるのです。
「リップ・オフ」のサックスとギター(電気の武者)
「メタル・グルー」のコーラスのきらびやかさの最中(ザ・スライダー)。
このベストアルバムでは20th century boy(東京で録音)のエンディングを聴くと
彼の成功と凋落、再起を願いつつ迎える
唐突な終末にどうしても想いをめぐらせててしまうのです。
彼の曲はほんとうに彼の心を歌っていたではないかと思うのです。
T.REXのベストアルバムを買おうとされているのならこのアルバムをぜひ選んでください。
T.REX絶頂期リリースの公式ベスト盤 ★★★★★

グラムロックブーム真っ只中の1972年。絶大な人気を背景に独立し、自らのレーベルを立ち上げたT.REX。絶頂期にT.REXに逃げられたレコード会社は、版権を持つ71年までの楽曲を集めた編集盤「ボラン・ブギー」(全英1位)を急遽リリース。それに対抗するかのように新レーベルから発売された公式ベスト盤が、この「グレイトヒッツ」(全英39位)です。

上記の経緯もあり、内容は72年〜73年のシングルAB面に加え同時期のアルバム「タンクス」から2曲という特殊な構成。「ホット・ラブ」「ゲット・イット・オン」といった初期のシングルは収録されていませんが、この作品はセールス的にピークを極めた時期のT.REXサウンドを存分に楽しめる大推薦盤です。

オリジナルアルバム未収録の「20センチュリーボーイ」「チルドレン・オブ・ザ・レボリューション」を始めとする大ヒットシングル6曲は勿論、ファン人気の高い「サンダーウイング」「サンクン・ラグス」等キャッチーなリフを持つ傑作B面ナンバーを収録しており、その意味においてもこのアルバムは絶対に外せません。 必聴です!!
入門編にして最高傑作 ★★★★★
没後に山ほど出ているベスト盤と違い、バンド存命中に唯一発表されたシングルとそのB面集。集録曲が14曲で、約半分がB面収録曲と考えると、没後のベスト盤の方がすべてA面扱いだし曲数も多く、一見お買い得に思えるが、個人的には絶対にこっちの方がオススメ。

ティラノザウルス・レックス時代やプロデューサーのトニー・ヴィスコンティと離別後の時代などにまたがって収録されている没後の大容量ベストの場合、明らかに全盛期に比べると音質・ソングライティングの差が露骨なため、初めて聞く人の場合、大容量のベスト盤を聞くと、むしろバンドの焦点がぼやけてしまうと思う。また、T-REXの場合、トニー・ヴィスコンティ独特の音響も含めて一つの作品と捉えるべきなので、まずはこの作品で全盛期の音質と、神懸かってるとしか思えない当時のソングライティングを堪能してほしい。

実際このアルバムは無敵のシングル曲以上に、オリジナルには収録されてないB面扱いだった2.3.5.9.13といった曲が素晴らしい。コアなT-REXのファンには必ず隠れた名曲としてあげられる2曲目、コード進行を変えずに歌メロだけ転調していく「T-REX節」の真骨頂ともいえる5曲目や13曲目、ツェッペリンを死ぬほどお洒落にして3分でまとめた9曲目など、今聞いても鳥肌が立つ。おそらく何をやっても自分は支持されるという全盛期のみに許された全能感に支配されていたのだろう。この時期特有の色気がこのアルバムにはある。

大ヒット曲「ゲット・イット・オン」「ジープスター」は収録されてないが、あの2曲のシンプルさは妖艶ともいえる全盛期とはまた違う質感であり、他のレビュアーが言うとおり「電気の武者」を買って聞いた方がいい。実際このベストとオリジナル「電気の武者」の2枚をまず購入して、興味が出たら、他のアルバムを順次に聞いていくといいと思う。

自分自身、初めてT-REXを聞いて好きになったのがこのアルバム。その後、ティラノザウルス・レックス時代からブート音源を含め、T-REXの作品を一時期ほぼ全部集めたが、全て手放してしまった。しばらくして、T-REXがどうしても聞きたくなり、真っ先に買い直したのが「電気の武者」とこのベストアルバムだったので、レビューのタイトルに掛け値はない。