なんといってもAlan Jacksonの声質が好きで、CDは数枚持っている。他の方のレビューにもあったが、安定した歌唱力とまとまり感のあるバックミュージシャンとのコンビネーションはさすが。でもなんだか大御所のまとまった感じがして、たしかにアルバムとしてインパクトは、弱いと思う。手持ちのAlan Jacksonの他のアルバムと聞き比べても、Alan自身に意欲的な曲作りの気持ちの高まりがなくなっているんじゃないか。それでも、毎朝、出勤前と、帰宅してからのひと時には、いつも聴いています。

大ヒットとなった前作『Good Time』から2年ぶりの発売。
全体的に抑えた感じのボーカルに感じるのは気のせいでしょうか!?
先行シングル♯4.がなんとカントリーチャートで最高16位でとまってしまい、アルバム自体もカントリーチャートで(Lady Antebellumのヒットに阻まれ)2位、総合チャートのbillboard200では初登場7位を記録、商業的にはAlanにとって最も振るわないなったアルバムになってしまいました。
♯1(セカンドシングル)や、CHATTAHOOCHEEばりのイントロの♯7、爽やかな♯8、♯9などが印象的でお気に入りのナンバーです。
♯8は1977年のカントリークラシックナンバーで、デュエットにLee Ann Womackを迎えて温かいボーカルを聴かせてくれます。
長身でスタイルのいいAlanなので目立ちませんが、ほっぺにお肉がついたようですw