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Mccartney

価格: ¥994
カテゴリ: CD
ブランド: Capitol
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Paul's first solo outing is very much a homegrown affair with him singing and playing everything (apart from a few harmonies by Linda). The expectations were high, and while not everything clicked, there was enough good stuff for the legend to continue. "That Would Be Something," "Man We Was Lonely," "The Lovely Linda," and "Teddy Boy" all make the grade, but everything is eclipsed by "Maybe I'm Amazed," which remains one of his most enduring songs, up there with anything the Beatles released (and which would have sounded quite at home on Let It Be). --Chris Nickson
ポールの精神世界 ★★★★★
最初はかなりがっかりした。でも繰り返し聞いているうちに好きで好きでたまらなくなってしまった。下手だとか素人臭いとか、そんな理屈では覆せない圧倒的な魅力。暖かくも閉ざされたポールの精神世界が見える。ビートルズ時代に書かれたメロディアスな曲はもちろん、ウーユーみたいなノリだけの曲も聴く度しびれる。ママミスアメリカはインストでもメロディが良くて飛ばしたくならない。そして私が再評価の鍵になると信じているのがクリーンアクロアやグラシズのような実験的な曲。ポールはジョンに負けず前衛的だった。もちろん前衛が偉いなどとは思っていないが、このアルバムでは抜群の効果を出していると思う。特にこの2曲は恐ろしささえ感じさせる。「ラムオン」にも感じるが、無表情で見知らぬ場所に連れて行かれるような恐ろしさ、不気味さがある。この感じを味わってからはポールは甘口などとは絶対に言えなくなった。ウイングス以降には影を潜めているのが残念だが、素晴らしい。
私は今ではポールの最初の二作がビートルズ並みに大好きだ。このアルバムを技術で語って評価できないような評論家はいらない。もっともっと評価されてほしい傑作!
駄作? ★★★★★
評価はかなり悪いアルバムみたいだけど…何回か聞いてると、どんどん良くなっていきます。アビイーロードの時みたいなポールを期待したら……肩透かしです。
ポールの心が覗ける一作 ★★★★☆
ポールという人は生活がゴタゴタしている時にとんでもない名曲を作ったりします。

このアルバムのメイビーアイムアメイズドやエブリナイトがそれに当たるでしょう。ビートルズ解散のゴタゴタの中作られたこのアルバムは優しく、悲しく、時には力強く奏でられています。心の支えであるリンダに向けたラブソングでは当時のポールの心が垣間見れます。

上記の曲やビートルズ時代に作られた曲は好きですが、インストはあまり…
メイビーアイムアメイズドはマッカートニーの全キャリアの中でベストを狙える ★☆☆☆☆
メイビーアイムアメイズドはマッカートニーの全キャリアの中でベストを狙える傑作である。彼自身のお気に入りでもあり、ライブで披露されることもおおいし、そのうちのいくつかは公式に発表されてもいるが、このアルバムにおさめられているテイクがダントツで素晴らしい。これはレットイットビーでのザロングアンドワインディングロードやレットイットービー、あるいはアビーロードでの楽曲と連なる名作中の名作なのである。

他では二つあるジャンク、そしてテディボーイぐらいか?エブリナイトもなんとか平均点。あとは必要ない。発表するべきではなかった。

追伸 個人的にはホットアズサンが好きであることを告白しておこう。
ホーム・レコーディングの草分け的作品 ★★★★★
70年発表の1st。ビートルズの脱退宣言の一週間後に発表されたため色々と非難を受け、さらにアビー・ロードという完成度の高いアルバムの後に発表されたこのアルバムが簡素なホーム・レコーディングだったためそちらでも叩かれることとなった作品だが、そういった偏見がなくなった現在の耳で聞くと特異ではあるが、ポールの作品の中でもかなり高水準の曲が詰まった作品である。またレット・イット・ビーやアビー・ロードのセッションでは録音されつつも採用されなかったたくさんの曲も再録音されて収録されているためそういう意味でも興味深い。(5.6.10.11.など)

素朴だが、ポールらしい極上のメロデイを聞かせる4.従来のポールとは一味違ったセンチメンタルなメロディの美しい6.強力なメロディ展開を見せるこれぞポールという感じの7.名バラードの12.など曲の水準から考えれば優れた作品である。
しかしながら若干中途半端か?と思われても仕方のないインスト曲も含まれているため当時の酷評は分からないでもない。でもポールなりの思惑があったことは明白で個人的にはそれらの曲も好きである。農場の納屋でのホーム・レコーディングというのはおそらくポールが初めてであり、その後そういったスタジオ以外での録音という作品が続々と出て来ることとなるが、そういった空気感や雰囲気を大切にして作り上げられた最初の作品と考えると歴史的な意義も深い。コーラス以外は全てポール自身の演奏。まさに完全なソロ・アルバム。