クオリティの高さでは、彼らのアルバムの中では1，2を争うアルバムだと思います。前作に続いてボブロックのプロデュースだが、この人の妥協を許さない音作りとヴィンスニールが抜けてヴォーカルが変わったことによる、メンバーの緊張感が非常に高いクオリティを生み出していると思う。特にジョンコラビのヴォーカルは天下一品で、このアルバムへの貢献度は非常に高い。正に音良し、歌良し、プロデュース良しで最高のアルバムだが、やはり地味な印象はぬぐえない。ヴィンスニールが持つ華の部分がないのは、昔からのモトリーファンには寂しいところだろう。モトリークルーのアルバムとしては？だが、ロックアルバムとしては最高。先入観抜きで聞いて欲しいアルバムだ。

一曲目のPower to the Musicを聽いて
びっくり仰天！

Mick Marsが演奏しているとは
全く想起不可能なぎたーの音。
どうやったらここまで異質な音加工
處理ができるのだろうか？

作品は高品質だが味わいある
そして一音一音をていねいに彈くMick Marsの音色を剥奪したら
これはもう他們（かれら）の作品でわないよな。


気勢を抑制して製作者の指示に素直に従ったところ
こんな高品質な作品が完成しました。の感じの音。

ただし内容はMetallicaの黒作品と同等
に品質が高い。

昔からのファンには不評のアルバムですけど、このアルバムからMotleyを聞きだした私にとっては、傑作の1枚です。
これまでのMotleyサウンドと異なり、ヘヴィでソリッド、硬派で大人の不良のロックといった趣です。
中でもHooligan's HolidayやPoison Applesは最高です！
MisunderstoodやDriftawayといったバラードも良いですしね。

前作の「Dr Feelgood」までは、時代の先駆者であり続けたのに、この作品から当時流行
していたグランジに追随したサウンドになったため、評価が低いのでしょうけど。。。

ただ、曲のクオリティは凡百のバンドと比べ物にならないほど、すばらしいです。
私はこのアルバムほど良い曲が入ってるグランジ・ロックのアルバムを他に知りません。

11月に久しぶりに来日しますが、アメリカでのセットリストを見る限り、このアルバムからは1曲もやらないんでしょうね。。。