個室関係
★★★☆☆
これ全て演出の責。逆でしょうが!逆です!逆!逆!ベースケに興味を抱き始めた利発でちょっとこましゃくれた女学生鈴木が、言いたいことの言えなさそうな家庭教師早乙女にあれこれこれこれする。しかも壁一枚むこうには親がいてバレたらクビになるから絶対声がだせない状況なのに、女学生はいけない保健体育に於ける性技の道のなんたるかに夢中でその手の律動をゆるめてはくれない。そんな「ネコは早乙女タチ鈴木」でなぜ撮らぬ。なんかエッチくさい鈴木さんにおぼこい早乙女さんの取り合わせは素直にいいし、見所もないではありません。が、早乙女さんは攻めちゃだめ。任にないことさせちゃあだめ。なんでも欲しがるわがままな箱入り娘とそれに振り回される教育係の侍女、という設定でどうかひとつ。こと相手が気持いいと感じる体内鉱脈を探り当てるのは明らかに鈴木さんのが長けていると感じるだけに、是非もので再製をお願いしたい。
改めて見てみても、甘い吐息をもらしながらの接吻の折りにはネコ役が目を開けタチ役がキュッと目を閉じていたり、タチ役がグッと握った拳の上にネコ役がフワッと包むように手を添えたり、、、数多あるここぞという官能的な場面にさえも配役のミスが悔やまれます。