ムード満点のホルンによるジャズ・ミュージック
★★★★★
まるで、最初からホルンのために書かれたジャズ音楽(作品)であるかのような錯覚におちいるくらい、自然で美しい音楽が絵巻物のように展開され、聴いていると、その心地よい世界にどっぷりと浸ってしまうアルバム。CDのライナー・ノートに(英語で)書かれているが、ジョージ・シアリング(P)が、タックウェル(Hr.)の音楽と音色に惚れ込んでアルバムをつくった理由が音楽を通じて非常によく伝わってくる。ホルンの魅力、音楽の魅力を十分に味わえるとても貴重な1枚。