「セル生産の本質は一体何なんだ」と悩み続けていましたが
本書でスッキリ腑に落ちました。

特に最初の方でセル生産のコンセプトを綴られており、
これ程までに真正面から明快に説明されたら、もはや
尊敬の念を覚えます。

セル生産を理解するには、この一冊で十分です。

ただ、後半のダラダラ感（失礼！）は興醒めか？

トヨタ生産方式であればセル生産方式ではありえず、セル生産方式であればトヨタ生産方式ではありえない。トヨタの名前を使って宣伝したい気持ちは分からないでもないが、もう少しまともなことを言って欲しいと思う。それとも本気なのか？