最近はお寺が流行っているみたいですが、この本はその先駆け。
積極的に、お寺を楽しんじゃおう！という、軽〜いノリがとてもたのしい。おしゃれなデザインとカラーイラストもあって、本当にすらすら読めてしまいます。
著者が実際にお寺を楽しんでまわる様子が、軽いエッセイと自筆のイラストで描かれていて、ふんふんなるほどと勉強になるだけでなく、笑えるポイントもたくさん。
お寺本にありがちな、ひたすらありがたがるのとはちがって、ちょっと皮肉が利いているのがイイです。
お茶、料理、仏像、自然、音楽・・・。お寺って、こんなにエンターテイメント性のあるものなのね。
紫一色の表紙ではわからないけれど、中を開くとカラフルでたのしい世界が広がるから、一度手にとってみてほしいです！