まさに、海上。
★★★★★
『海上のミスティア』第5巻です。前回の舞台は孤島でしたが、今回はルティアナ号です。
あらすじは… 1巻で名前だけ登場した豪商、ダーリング伯爵家のサミュエルが、ある日、エダの両親(カルマン伯)の依頼でルティアナ号に乗船してきて、エダに退校を迫ってきて―。 というカンジです。
ここにきてずっと音沙汰のなかったエダの両親の意思がはっきりしたり、あの人がエダへの想いを自覚したりと、今回はそれぞれの思いが明確になる巻です。
作者もあとがきでおっしゃっている通り、今回はルティアナ号がメインなのでミタスの集合シーンが多いです。 そして、今まで微妙に存在感の薄かった?教官達の活躍シーンも多いです。(笑)
今回、私は、あの人が今まで自覚がなかったことに一番驚きましたが…。にしても自覚した彼はスゴイです。この調子でどんどん突き進んでほしいですね。
と、まぁ色々書きましたが、 ライハルト、アンディがそれぞれカルアシャと決着をつける今回は読んで損はないと思います。