総ページ数は少ないですが、知りたかった事が満載な漫画本です。
★★★★★
昭和50年代から続いている異色の男色漫画(パタリロ)を連載し続けている魔夜峰央先生の私生活エッセイ漫画がこちらです、この先生、一体、いくつなんだろう?と疑問に思い続けていたのですが昭和28年生まれだとこの漫画本で知りました、という事は60台間近ですか、作者近影写真を見るととてもそうは見えない、40代後半からバレエを始めて10年目とは、、、尊敬してしまいます、他にも作者の少年時代の話、両親の事、寺の住職をしていたという親戚の話など総118ページという少ないページ数の中、実に内容豊富な漫画本となっています、更に常に美しい美しいと先生が言い続けていたお母さんの写真や家族写真なども掲載をされていて、先生のファンならば買って損なし、大満足な仕上がりになっていましたー。
魔夜峰央氏の幼少期の思い出話が読めるのは貴重
★★★★☆
魔夜峰央氏の日常エッセイ漫画。言うまでも無く完全にファンアイテム的内容(笑)。
引越し時のドタバタ話、仕事場での怪談話、いつもの子育て話、そして今までほとんど語られなかった著者の幼少期の思い出話など、ファンなら興味深いエピソードが満載。
ただ、良くも悪くも「日常エッセイ」なので、取り立てて驚かされる話や意外な話は無し。個人的にはもっと仕事に関するエピソードが読みたかったが(編集者やアシスタントとのやり取りとか、創作上の苦労話とか)、内容の半分以上はいつもの「子育て」日記で、少々物足りない。
また、出版社は違うがエッセイという点で「親○カ」シリーズで語られていた内容とかぶっているエピソードがあるのも残念(怪談話など)。別の出版社から出すなら尚更、他の作品と内容が被らないようにして欲しい。私も含めて、魔夜さんの長年のファンは、出ている本はほとんど買っているだろうから(笑)。