軽い気持ちで手にしてどうぞ!
★★★★☆
時代物である。謎解きがある。読後、爽やかである。
この三つがこのシリーズの良さである。
むずかしい謎解き?むずかしい時代背景?むずかしい人物感情?
しゃらくせぇ!スッキリ楽しくしたいんじゃ!っていう方にお勧め。
文章表現は、謎の伏線を一応絡ませていますが、それをごまかすぐらいの
主要人物の掛け合いがあり、読中ごちゃごちゃ考えずに読めます。
小説的に終わり方がどーとか、それってご都合主義でしょ?とか、
思う人もいるかもしれません。
でも、とりあえず、私的には「ごちゃごちゃ言ってないで、いいじゃん!終わりよけりゃ!」
な小説です。あっぱれ・・・・・・
いや、時代小説で、問題意識とか感じられたり、なんつーか、あっぱれだけでは終わらない
小説もいっぱいあり、そういう小説も好きなのですが・・・
むしろあっぱれ。もうね、ストレス感じてごちゃごちゃ考えるの面倒くさい人間には
読んで欲しい感じ。文章もカラリとしていて、一気に読めます。