誤りについて例を一つ挙げると、コミッショナーの項でアル・スノーの名が記されていますが、これは間違いです。
コミッショナーへの就任活動をしていた彼は最終的にコミッショナー決定戦でW・リーガルに敗れ、コミッショナーになれなかったのですが、この試合にミゼット(小人)が参加していた為、日本放送分の「ロウ」ではカットされました。
この試合、「ヒート」ではダイジェストで放送されているのですが、どうもこの本の編者はこの時期「ロウ」だけを観て、何か勘違いをしてしまったようですね。
(「ヒート」で解明されているはずの謎が不明のままになってる項目が他にもいくつかあるので、編者は「ヒート」を観ていないと思われます。)
実はこの間違いは前作にもあったものですが、今回も訂正されていません。
とはいっても、この程度の間違いがいくつあろうと、
この本がWWEの放送を楽しむ助けになることは間違いありません。
2003年以降のWWEファンにとっては必携の一冊と言えるでしょう。