これまでになかったスペシャル・エディションはステレオCDとボーナスのオーディオDVD、デジパックのスリップケース仕様になる予定。DVDは映像なしのオーディオのみで、5.1chサラウンド音声とステレオの両者で81分の音楽を収録する予定だ(DVDオーディオ用MLP、DTS、ドルビー、PCMで再生可能)。『Love』はビートルズの数々の代表曲に最初のプロデューサー、サー・ジョージ・マーティンと息子のジャイルズがふたたび手を加えた魅力的な作品だ。そして、高い評価を得ているシルク・ドゥ・ソレイユのショーのタイトルでもある。ビートルズの音楽を扱う英アップル社との共同製作でもあるこのショーは現在、ラスベガスの観客たちから拍手喝采を受けている。このショーとアルバムの音楽を作るため、ジョージとジャイルズは一続きの"音景"を創造した。よく知られているビートルズの曲に、オリジナルのマルチトラックのテープという膨大な音源から追加で楽器やヴォーカルを足していった。もしも「Strawberry Fields Forever」がジョンのオリジナルのデモから始まって、この曲の初期テイクに突入し、そこで「In My Life」からのあのピアノ・ソロを含む音や「Piggies」のハープシコードのパターンやその他たくさんの音を含むコラージュでサビを迎えるところ、あるいは「Hard Day's Night」のオープニングのギター・コードや「The End」のギターとドラムのソロが頭についた「Get Back」が切れ目なく「Glass Onion」に続いているところが想像できるのであれば、アルバムの音はだいたい見えてきたと言えるだろう。だが、とにかく聞けばわかる! ジョージとジャイルズは想像を超えるほどの仕事をやってのけ、このあらたな作品でいまなお伝説であるバンドにまた伝説を加えた。ビートルズのアルバムの時を超えたクオリティを強化しただけでなく――ファンはこのアルバムのスリルを思う存分楽しみつつ、どの曲のどの部分がどこに使われているか見つけだそうとするだろう――ビートルズを初めて体験するあらたなファンをも開拓する作品となっている。
DVDオーディオ万歳!
★★★★★
なんといってもDVDオーディオです。
スペック的には、あのSACDより更に上位です!
実はCDは持っていたんですが、DVDオーディオ付きバージョンが有るのを最近まで知らなくて・・
で、買いなおしました。
内容的には、賛否両論ありますが、毒を食らわば皿までですよ。
DVDオーディオのマルチ再生でなければ皿まで戴けません。
食った結果は、大変気持ち良い毒でした。
現在の最高音質でビートルズを聴きたい人は、DVDオーディオチャレンジあれ!
普通のDVDプレーヤーではダメですよ、あれはDVDオーディオとは別物ですので。
DVDオーディオ対応プレーヤーで再生ね!
初心者向きではありませんかも・・・
★★★★★
BEATLESを聞き続けて20年近く。
このアルバムは何となくなく敬遠しており、2010年、ようやく聴いてみましたが・・・「もっと早く聴いておけば・・・」と、後悔です。個人的にはジョージの「ギターは泣いている」の優しい歌声に癒されます。
他の楽曲についても宝探しをしているようでワクワクします。ただし、これからBEATLESを聴き始める方についてはまずオリジナルアルバム等今までリリースされたものを聴いてからにしたほうがお楽しみが増えていいかも・・・。
評価は分かれるかもね
★★★★★
人生の半分以上をビートルズファンとして過ごしてきた者として
このアルバムは新鮮でした。
この音源とあの音源がこういう風に融合できるのか。という新鮮な驚き。
音源自身ににやり。しかも全体としてきちんとひとつのアルバム作品として成立している。
面白く楽しめました。
ただ、「自分の中のビートルズ」が固まってしまっている人には、
大事なものを汚されたような木がする可能性はありますね。
自分としては、マーティンの編集エキスもビートルズの重要なアイテムだという受け止め方なんで
そのエキスを強めるとこんな感じになるのか、と興味深かったです。
ビートルズの最新作としての位置づけには反対しますが、
ビートルズへのオマージュ作品としてはかなり良質のものだと思います。
発表当時はまゆつばで食わず嫌いしていたんですが、
今回聴いてみてもっと早く聞けばよかったと後悔しました。
それにしても、ビートルズってのは、解散しても勢いが衰えないんですね。
なんかすごすぎ。
ビートルズが目の前に
★★★★★
なんの予備知識もなく購入。カバー等ではないことだけは確認しましたが
ビコーズの音の良さに本人が歌ってないの?って思ったほどすばらしい
ビートルズのライブを見ている気持ちで聞くと素直に入っていけます
反対意見も多いでしょうが、
昨今ベストアルバムやリミックス、セルフカバーが氾濫しているのを見れば
ごく普通のアルバムではないでしょうか?
ビートルズが好き
それだけで十分楽しめるアルバムです
自分の中ではファイナルファンタジーX ピアノコレクション以来の傑作です
出て来い!シルクドソレイユ
★☆☆☆☆
シルクドソレイユがなんだかしらないが、
パフォーマンスのサントラなんだったら映像付きで販売すべき。
プロトゥールズという玩具をジョージマーチンの息子に与えたら、
親父の歴史的偉業をだいなしにしてしまった。
どうしてこんな不謹慎な“アイコラ”で楽しめるというんだ?
コンピューターソフトとビートルズのマルチテープさえあれば、
これを読んでるあなただって同じようなものは作れる。
あなたにはその“権利”がなく、連中には“権利”がある。
ただそれだけの違いだ。
親父も監修に加わったというがホントだろうか?
無理やりな編集のせいで不協和音になっているところもたくさんあるぞ!
ちなみに未発表音源の多くが「アンソロジー」ですでに発表済み。
それなりに楽しめるという気楽な意見も多いが、
ビートルズを知らない世代には絶対に薦めるべきではないアルバムだ。