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99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 光文社
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文系の人に特におススメします ★★★★☆
 知らず知らず「科学の力」を絶対視し、あがめ奉る傾向のある文系の人には特におススメの本です。理系オンチの僕が読んでも非常にわかりやすく、またしょせん科学とは白い仮説と黒い仮説の戦いにすぎないと言い切っている点や、科学の始まりは哲学であった、に始まる科学史の重要性を説く話などは説得力も充分で、この本の成分の50%は哲学である、といってもいいくらいです。
 その縦横無尽な切り口ゆえ、権威主義に陥りやすい科学者とその周辺からのこの本への評判は芳しくないだろうなあ、とは容易に想像が付きますが、新書というこのわずかな分量で、社会における科学の立ち位置を一般の人にこれほど解りやすく、明確に示してくれる本はそうざらに無いと思います。
科学本として読むよりは、交渉術指南書? ★★★★☆
科学本として読むよりは、人との関わりについての書、さらに発展させて交渉術指南書としても面白かった。
交渉は仮説と仮説のぶつかり合い、立場が違えば同じものでも当事者に写る姿はまったく違う。
専門家ではない評者には科学的な理解は難しいが、本書に記されているE=1/2mv2とE=mc2の関係、「ニュ−トン力学と相対性理論では理論の枠組みが違うので、構成要素(m)の意味も違う。片や(ニュ−トン力学では)物体は動くことでエネルギ−を生じる、片や(相対性理論)動く動かないは関係ない。」という論旨は、ひとつの事象に対して、我が方に有利な背景理論をうまく使いながら、見え方の違いを押したり、引いたり、すり替えたりという交渉術・ディベ−トといった人間実社会での営みにも通じる。
結局は、やわらか頭勝負ということかな。
 
思い込みで判断しない為のヒントを得られる ★★★★☆
人間は思い込みで判断する。

・自分が経験したことを絶対だと思い込む。
・データよりも、印象で判断する。
・タブーとされるものを、理由を検討せず、無条件に否定する。
・場面や時代によって変わる対象がもつ意味を、同一なものと考える。

このような思い込みは思考や行動の効率化の結果でもある。
危機に瀕したときに瞬間的に判断したり、
同じ事の繰り返しをするときに思考や行動を効率化するために
思い込みという「思考パターン」を利用するのは合理的だ。

だが、思い込みが強すぎると、客観的、論理的ではない結論を導いてしまう可能性が高くなる。
それにより、ビジネスや人間関係で問題が発生する可能性も高くなる。

本書は、思いこみによる間違いを、その種類ごとに解説しており、
思い込みによる間違いを少しでも回避するのに役立つだろう。
これは面白い哲学入門本 ★★★★★
まーあれこれみんながレビュー書いてるので、私は一文ですませましょう。

『これは面白い哲学入門本!入門本を探してる人は迷わずに買いでOK。』

ほんとこの本、わかりやすく短くまとめたなーって思いますよ(^^)
物理学の歴史 ★★★☆☆
この世のものはすべて、グレーゾーン。
真実と我々が思っていることも、限りなく白に近いグレーでしかない。
すべては仮説であり、自分の考え方もまた、仮説過ぎないと考えることが大切。

書いてある内容はこれだけです。
それを、主に物理学の歴史を例に出しながら、繰り返し説明しています。

一般論を論じていたと思ったら、いつの間にやら科学史の話ばかりしている印象。
文系理系を問わずという売り込みですが、文系の人には読みくいと思います。

多くの本に載っている考え方です。
逆に言えば、それだけ大事なことでもあるので、一読の価値はあるかと思います。